【2019年版】薬剤師の年収は?都道府県や職場別のデータ、給料アップの方法まとめ

【2019年版】薬剤師の年収は?都道府県や職場別のデータ、給料アップの方法まとめ

薬剤師として働く中で、他の職場の情報や年収を上げる方法などについて知りたいと思ったことはありませんか?身近な薬剤師に年収にかかわる情報を聞くのは、なかなかハードルが高いといえますね。

この記事では、【都道府県や職場、年齢、役職別(管理薬剤師など)の最新給与データ】と、【年収を上げるための方法】について解説していきます。今後のキャリアを考えるきっかけとして、チェックしてみましょう。

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【都道府県・年次・職場別】薬剤師の年収比較

薬剤師の平均年収、賞与

薬剤師の平均年収は、政府の統計による「平成29年賃金構造基本統計調査」によって公表されています。平均年収は543.8万円(給与465.9万円、賞与77.9万円)であることがわかります。

平成29年度の給与所得者の年間の平均給与は432万円であることから、薬剤師の年収は高水準であることが読み取れます。ただし、薬剤師は病院や薬局だけでなく、一般企業や公務員といった働き方もあるため、職種や業種によって平均年収は異なることに注意が必要です。

また、賞与については平均で77.9万円と報告されていますが、こちらも業種によって大きく異なると考えられます。製薬会社のMRに代表される営業職では、成果や業績に対するインセンティブの割合が大きく、高額の賞与が期待できます。ドラッグストアなどの小売業においても、店舗の目標達成などによって賞与がアップすることもあります。

男女・年次別にみる平均年収の変化

e-Stat 平成29年賃金構造基本統計調査より引用)

薬剤師の平均年収の変化を男女・年次別に見ていくと、新卒~5年目までとなる25~29歳における差は約10万円と、ほとんど男女差がないことが読み取れます。男女とも年齢を重ねるにつれ年収が増加していきますが、30~34歳では約80万円、35~39歳では約120万円と、その差は大きくなっていきます。

これらの要因として、男性薬剤師に比べて女性薬剤師は、働き方においてライフスタイルの変化の影響を受けやすいということがあります。女性薬剤師は結婚や出産により、家庭に重きをおく傾向が高いため、年収の伸びが鈍化します。男性の方が管理職を目指しやすい環境にあることも手伝って、平均年収に差が出てくるのです。

都道府県別の年収の変化

一般的な企業においては、東京や大阪などの首都圏の年収が高くなりやすい傾向にありますが、薬剤師の年収は都心部よりも地方の方が高くなりやすい傾向にあります。これは、地域ごとの医療需要に対する薬剤師の人数が密接にかかわります。加えて、人口の絶対数が違うことや地域ごとの薬科大学の数も影響すると考えられます。

最新のランキング(※)においても、最も薬剤師の年収が高い都道府県は静岡県で、平均金額は660万円となっています。最も薬剤師の年収が低い地域の平均金額は約427万円となっているため、その差は200万円を超える金額となるのです。

調剤薬局を例に挙げてエリア別の平均年収を見ていくと(※)、「北海道・東北」では467~605万円「関東」では487~581万円「中部」では498~610万円「近畿」では457~574万円「中国・四国」では488~561万円「九州・沖縄」では484~573万円となっています。「関東」や「近畿」に比べ、「北海道・東北」や「中部」の給与水準が高いことが読み取れます。

(※)2018年12月時点のファルマスタッフ掲載求人を基に、平均値を算出しています。

業種・役職による年収の違い(薬局・ドラッグストア・病院)

業種・役職による年収の違いも見ていきましょう。

関東における業種ごとの平均年収を見てみると(※)、「調剤薬局」では487~581万円「ドラッグストア(OTCのみ)」では487~638万円「ドラッグストア(調剤併設)」では501~619万円「病院」では424~508万円「企業・その他」では432~553万円となっています。

病院や企業・その他では給与水準はやや低い傾向にあり、ドラッグストアではOTC・調剤併設のいずれも給与水準は高い傾向にあることが読み取れます。

また、管理薬剤師や薬局長などの役職に就くと、資格手当や管理職手当が上乗せ支給されるようになり、一般的な薬剤師に比べて高収入が期待できるようになります。

(※)2018年12月時点のファルマスタッフ掲載求人を基に、平均値を算出しています。

20代薬剤師の給料事情

厚生労働省が発表している「平成29年賃金構造基本統計調査」の結果をもとに算出すると、20代の薬剤師の平均年収は男性では408万円、女性では418万円です。20代では男女において差がほとんど無いことが、薬剤師の年収における特徴といえます。

また、現行の薬学部教育では6年生課程が取り入れられているため、20代前半の統計データはほとんどが新卒1年目と考えられます。20代後半(25~29歳)で見ると、平均年収は男性では466万円、女性では476万円です。経験年数の浅いうちから高水準の年収が期待できることから、20代薬剤師の給料事情は恵まれているといえますね。

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スキルアップや転職など、年収アップするための方法

スキルアップと転職の二つにわけて、年収をアップさせる方法を解説していきます。

自分に投資しスキルアップすることで年収を上げる

年収をアップさせたいと考えるなら、薬剤師としてのスキルアップは必要不可欠です。プライベートの時間やお給料の一部を自分に投資することで、能力の向上を目指しましょう。

スキルアップの代表的な方法として、資格の取得があります。「研修認定薬剤師」や「がん薬物療法認定薬剤師」などの、実際に業務に役立つ資格を取得することがおすすめです。

また、管理薬剤師や薬局長などの役職に就くことも年収アップにつながりますが、これらの管理職になるためには、コミュニケーションスキルの向上が必要不可欠です。薬局内のスタッフや上司などの社内の方々だけでなく、門前の医師やメディカルスタッフ、取引先の担当者とも良好な関係を築けるようにならなくてはなりません。言葉遣いやマナーを学び、TPOにあわせた対応ができるようにスキルを磨きましょう。

そのほかにも、外国人の患者さまに対して服薬指導をおこなうための語学スキルや、薬局経営にかかわるマネジメントスキルを磨くこともおすすめです。

異業種への転職で年収アップ

年収をアップさせるためのもう一つの方法が、高収入が期待できる勤務先に転職することです。好条件の求人はすぐに見つかるとは限りませんが、チャレンジしてみる価値は十分にあります。

まずは前項のデータを参考にして、現在の年収が適正であるかどうかを判断しましょう。平均よりも極端に低い場合には、転職によって年収アップを勝ち取ることが期待できます。自身のキャリアやスキルを見つめなおし、人材紹介会社の転職コンサルタントの力を借りて最適な道を選択することがおすすめです。

また、年収アップを実現するために、現在とは異なる業種への転職を検討する方も増えています。最近の傾向として、製薬会社やドラッグストアの求人は多忙である代わりに好条件のものが多く、調剤薬局や病院の求人はそれらと比較すると年収面ではやや低めであるといえます。大手企業が経営する製薬会社やドラッグストアでは、高年収が期待できるポストも多く、年収の頭打ちを起こしにくいという特徴もあります。

そのほかにも、薬剤師が不足している地域の求人は好条件なものが多いので、異なるエリアの求人に応募することもおすすめです。人気エリアであっても、24時間営業のドラッグストアや救急病院など、避けられやすい求人を選択することでも、高年収が期待できると考えられます。

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転職やスキルアップで給料アップを目指そう

都道府県や職場、年齢、役職別の最新データと、年収を上げるための方法について解説していきました。どのようなスキルが求められているのかを見極め、コツコツとスキルアップを重ねることで、年収をアップさせることが期待できます。

また、転職によって大幅に年収をアップさせることができる場合もあります。好条件の求人は競争も激しいため、転職コンサルタントに相談して対策することをおすすめします。身近に転職に成功した人がいれば、話を聞いてみるのも良いでしょう。

記事掲載日: 2019/03/22
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