Vol.3 薬剤師の面接、難易度アップ!?


最近では、一部の調剤薬局において面接で求められることのハードルが上がってきたという声が聞かれます。どういったケースで難易度が上がっているのか、ファルマスタッフのコンサルタントが解説いたします。

難易度アップその1:人気求人に応募が殺到しているケース


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好条件の求人や人気職種・人気エリアのお仕事については、1つの求人に4~5名の応募があることも多く、採用担当者も人材を『選ぶ』という意識が高まっています。
面接での質問にどう答えるかを厳しい目でチェックし、回答の内容によって合否の判断を行うことも増えてきました。特に「他の薬局ではなく、当社に応募する理由は?」という質問は重要視されますが、"条件が良いから"という回答しかできなかった場合は志望理由が弱いと見られてしまうので、応募する薬局の特徴や強みについて事前に情報収集しておく必要があります。

 

難易度アップその2:しっかりしている薬局ほど


近年の診療報酬の改訂などが自社の経営を見直すきっかけとなり、採用コストや人件費の無駄を無くす方針に切り替える調剤薬局が増加しています。
採用しても短期間で辞められてしまうと採用コストが余計にかかってしまうため、例え不足感がある場合でも、長く働いてくれる人をしっかり選ぶ傾向が出てきているのです。よって、就業後に何を頑張りたいのかという意欲の面や、家事・育児などのプライベートと仕事の両立が可能かどうかのチェックもより厳しく見られることになります。また、安定した収益が出せている経営意識の高い薬局ほど、こういった慎重な採用への切替えが早いというのも特徴です。

 

事前準備が面接成功の秘訣!!


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つまり、転職を考える皆さんにとって魅力的な職場ほど、面接において「選ばれる」ことが重要になってきていると言えます。
採用や面接時の選考基準が引き上げとなると不安を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、事前の対策がきちんとできていれば面接本番でも焦ることはありません。企業によって採用選考や面接には傾向がありますので、当社から求人をご紹介する際は、想定される選考内容や前回はこんな質問で突っ込まれたなどの情報もお伝えすることが可能です。応募先に合わせて具体的にアドバイスしますので、余裕を持って面接に臨みましょう!

 

編集後記

新卒の時と違って、転職時には面接はどうにかなるだろうと思っている薬剤師さんもいらっしゃいます。しかし実際には、本番での少しつまずきでペースを崩してしまう方も多いのです。事前準備でさらに自信をつけ、本来のあなた自身をしっかり伝えてください。

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0120-38-8931

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