ストナ去たんカプセルの効能効果として正しいものはどれ？

ストナ去たんカプセルは、L-カルボシステイン（大人1日量750mg）とブロムヘキシン塩酸塩（大人1日量12mg）を配合し、たん・たんの絡むせきに効能があります。また、8歳から使用が可能です。

L-カルボシステインは、気道炎症抑制作用やムチン産生抑制による粘膜正常化作用があります。ブロムヘキシン塩酸塩は、肺や気道の分泌液を促進し、気管支粘膜などにおける線毛運動を亢進することなどにより、たんを排出しやすくします。

症状がたんのみの場合には、有力な選択肢となるでしょう。

ストナ去たんカプセルは、ほかの鎮咳去痰薬、かぜ薬との併用をしないように指導しましょう。

鈴木伸悟（すずき・しんご）さん: 有限会社ウインファーマセルフメディケーション推進室室長。過去に勤めていた大手ドラッグストアでは特定のOTC医薬品販売で全国首位を獲得した経歴を持ち、自身でもSNSを通して薬剤師・登録販売者向けにOTC医薬品の役立つ情報発信を行う。日経DIプレミアムではコラムの連載を持つなど多方面に活躍している。

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