2013.11.22

『在宅の魅力』伺いました★

こんにちは。ファルマスタッフ船橋営業所です。

今回は『在宅』をテーマにお話させていただきます。
最近、弊社にご登録頂く方の転職要望として『在宅』に興味があり、
関わってみたいということをお話される方が増えていると感じております。

ニュースや雑誌などでも『在宅』を取り上げられる機会が増え、
今後の薬剤師人生を考えた時に『在宅』への取り組みは
切っても切り離せない時代に来ております。

日本の平均寿命は女性 86歳(世界第2位)、男性 79歳(世界第8位)と世界の中でもかなり寿命が長い国となります。
高齢者の一般的な定義は65歳以上ですが、高齢者対策を考えるにあたって
重要になるのは、介護の必要性が高くなる75歳以上の後期高齢者となります。
2025年には団塊世代の方々が75歳以上を迎え、後期高齢者数が2,000万人を超えてきます。

またある調査によると60%以上の国民が「自宅で療養したい」と
回答しているため、必然と訪問診療が増えていくことが予想されます。 

先日、在宅をメインに展開されている薬局さんへご訪問してきました。


患者さんの飲み忘れや間違えのないように、プラスチックのケースのしきりで
薬を朝・昼・晩に分けたり、一包化の袋に分かりやすいように色付けをしたり、
メモを残すなど、とても時間のかかる作業をされていました。
正直、大変だと思うことも多いとおっしゃっておりましたが、
下記のような魅力が『在宅』にはあるとお話されていました。
Dr.と往診同行が出来、診察に立ち合えるので、
 外来のみを応需している薬局では出来ない経験が出来る
・往診するDr.は専門外の病気も診る為、どのような薬を出したらよいか
 薬剤師を頼ることが多いので、薬剤師としての必要性を感じられる
・Dr.だけでなく看護師やケアマネージャーの方等、他職種の方と
 連携を取っていく為、本当のチーム医療をいうものを実感できる
 
そして、何より患者さんの『ありがとう』という魔法言葉を聞くと
疲れも飛んで行ってしまう
と話されていました。
 
今後は在宅医療のあり方が国にとっても大きな施策の一つとなってきます。
薬剤師のみなさんは数年後を見通した時にどのような薬剤師になっていたいですか?
今後の未来予想図も含め、色々お話を聞かせていただきたいと思っております。
『在宅』に興味はあるけど、イメージが湧かない・・・という方でもお気軽にお問い合わせください。