2013.08.02

薬剤師式典に首相出席

みなさん、こんにちは。広島支店 妹尾です。


先日あった参議院選挙も、終わってしまえばあっと言う間ですね。
今回は獲得議席数自民党の与党多数によりねじれも解消されました。

時期はちょっと前のお話になりますが、先日、安倍首相が日本薬剤師会の式典に出席されました。
その際言及された内容として、まさにアベノミクス3本の矢に当るお話。
成長戦略推進の一旦として、
話題の「一般用医薬品のインターネット販売原則解禁」に触れられました。
それに対する日本薬剤師会会長、児玉孝会長の意見は・・・
(「続きを読む」へつづく→)

薬剤師会のHP、定例記者会見・プレスリリースの中の
「『日本再興戦略』成長戦略に対する日本薬剤会の見解」として掲載されています。

・一般用医薬品の安全性と適性使用の確保の観点から対面販売を重視し、インターネット販売の規制緩和は慎重であるべき
・日本再興戦略の中で一般用薬品のインターネット販売を認める基本方針が示されたことは誠に遺憾
・一般用医薬品の中には安全性の観点から不適当なものが存在する
・一般用医薬品のインターネット販売規制の緩和が日本再興戦略として取り上げられたこと自体疑問
・適切なルールが策定されるよう注視しつつ、国に対し主張を続けていく

ただ、
「日本再興戦略において、予防・健康管理に薬局・薬剤師の活用が取り上げられたことは評価したい」
とされてはいます。
(サンケイBIZ:http://www.sankeibiz.jp/macro/news/130610/mca1306100758000-n1.htm

(日本薬剤師会:http://www.nichiyaku.or.jp/?page_id=12158

国家予算に対し、占める割合が非常に大きいのが国民医療費。
国家予算の増大が見込めない以上、一番の支出である国民医療費を減らすのが一番ですよね。


インターネット販売が増えることは経済活動として見込めますが、
それが国民医療費の削減にどこまでつながるのか。
・・・確かに、そもそも経済活動の活発化のみを見込むのであれば、副作用などリスキーな面が多いような気もします。
ただ、予防・健康管理に薬剤師としてセルフメディケーションを一層促すことは大事だと言えるかと思います。

セルフメディケーションを薬剤師としてどこまで患者様に提案できるか。
ファルマスタッフはそんなしっかり学べる環境も、ご紹介できますのでお気軽にお問い合わせくださいね!