2010.04.16

GE医薬品普及、進んでいますか?


薬剤師の皆様こんにちは
寒くなったり暖かくなったり、春は三寒四温と申しますが
体調を崩しやすい季節ですので、手洗いうがいから気をつけたいものですね。


さて、今月4月に調剤医療報酬の改定がありましたね。
皆様が働かれてる薬局・病院では対応に追われていることかと思います。

今回の改訂では、大筋として政府の『医療費削減』主旨の元
ジェネリック医薬品の調剤報酬規定にも大きく踏みこんだ内容でした。

ジェネリックの報酬規定で大きく変わった点といえば
これまで、処方箋ベースでの算定で点数が加算されていたものが数量ベースでの算定になったこと
でしょうか。

数量ベースでジェネリック調剤率が20%を超えないと点数加算ができなくなりました。
しかし、薬局コンサルティング会社の調べによりますと、ジェネリックの調剤率が20%を超える薬局は
今のところ3割程度に留まるそうです。

もしもジェネリックの使用による点数が取れないと
ほとんどの薬局で調剤売り上げが薬科ベースで6-7%のダウンしてしまうとのこと。

ジェネリックの他にも、一包化加算に対しても大きな変更があっており
長期処方で一包化点数を取っていたところでも大幅な点数減となりました。

この内容は、薬局経営に大きな影響がでてくることは間違いがありません。
時々、ご転職を希望される薬剤師さんの中でジェネリックがたくさん扱われているところは
避けたい、と仰る方がいます。
しかし、これから政府の方針としてジェネリックへの転換が医療費削減の大きな柱として
取り上げられている以上、薬剤師としても避けられることではありません。
何より、お勤めされてる薬局の経営が傾いてきたら
経費削減のため人件費などに影響がでてくることも考えられるでしょう。
人件費抑制で治まらなければ、経営が継続できない薬局もでてくるかもしれません。

こんな転換期に、みなさんはどのようにして転職先を選びますか?
不安定な先行きだからこそ、転職を繰り返したくない・長く勤められるところを探したい、と
思うのは同じだと思います。

しかしご自身だけで選んだ場合、経営状況などまでしっかりと把握することは
難しいかも知れませんよね。

そんな時期だからこそ!
転職のプロに相談して、安心してご転職する方法を検討してみてはいかがでしょうか?

九州支店では、随時支店にて転職相談会を実施しております。
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お話することができますので、相談レベルでもお気軽にお申し込み下さい。
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