- 「職業紹介優良事業者」認定
- 求人者と求職者の適切なマッチングの促進に取り組む企業として認定されています。
「派遣薬剤師」はもう古い? 市場の変化を乗りこなし、これからの時代に「選ばれる薬剤師」になる方法🌾
薬剤師のみなさま、こんにちは!ファルマスタッフ大阪支店です🌾
「高時給の派遣求人、最近見かけなくなったな...」
そう感じている薬剤師の方も多いのではないでしょうか。
その感覚は間違いではありません。かつて売り手市場の象徴でもあった薬剤師の派遣求人は、今、大きな転換期を迎えています。それは一時的な落ち込みではなく、国の政策を起点とした、構造的な変化なのです。
では、なぜ派遣求人は減ってしまったのか🔎
▼最大の要因 国の方針転換という「大きな波」
派遣求人減少の最も大きな引き金は、2024年4月から始まった国のルール変更です。
簡単に言えば、「薬局が国から良い評価(診療報酬)を得るためには、派遣ではない、直接雇用の常勤薬剤師を配置しなければならない」というルールが明確化されました。
これにより、これまで派遣薬剤師で人員を補っていた薬局は、急いで正社員やパートの採用に切り替えざるを得なくなりました。国が「その場しのぎの人員確保ではなく、患者さんと継続的に向き合える『かかりつけ薬剤師』を育てなさい」という明確なメッセージを発したのです。
この国の動きに合わせ、薬局側の考え方も変わってきています🗾
派遣薬剤師は時給が高い傾向にあり、薬局にとってはコスト負担が大きいのが正直なところ。経営が厳しさを増す中で、よりコストを抑えられる直接雇用を選ぶのは自然な流れです。
それ以上に、「自社の薬剤師を育てたい」という思いが強まっています。
地域に根ざし、患者さんから「○○さんがいるからこの薬局に来る」と信頼される存在は、派遣では成り立ちません。長期的な視点で、薬局の未来を一緒に作ってくれる仲間を求めているのです。
▼まとめ これからの時代に「選ばれる薬剤師」とは
もはや、「資格さえあればどこでも働ける」という時代は終わりを告げつつあります。
これからは、「あなただから、お願いしたい」と言われる付加価値が求められます。
具体的には、
在宅医療や特定の疾患領域(がん・糖尿病など)といった「専門性」
患者さんや他職種と円滑に連携できる「コミュニケーション能力」
といったスキルが、これまで以上に重要になります。
派遣求人の減少は、一見すると働き方の選択肢が狭まったように感じるかもしれません。
しかし、これはご自身の専門性を高め、より安定的でやりがいのあるキャリアを築くための絶好の機会と捉えることもできるのです。
市場の変化を正しく理解し、自身の価値を高める一歩を、今から踏み出してみてはいかがでしょうか。
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