Vol.2 長く働ける職場を見つけるには?


「次の職場では長く働きたい。どのようなことに注目して求人を探せばいい?」・・・そんなお悩みをお持ちの薬剤師さんに、多くの成功体験をサポートしてきたファルマのコンサルタントが"押さえておきたいチェックポイント"を3つお伝えいたします。

安定して収益を出せている企業かどうか見極める


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仕事が楽しいと思えることは長く働いて行ける秘訣ですが、"仕事の楽しさ"は業務内容以外(職場の雰囲気や福利厚生等)のことも関係してきます。
例えば、プライベートも大切にしてお休みを重視したい方の場合、何名の薬剤師で運営を行なっているかの確認が必要です。休暇の取りやすい職場では、ギリギリの人数での運営ではなく、ある程度社員の休みを想定した計画的な運営管理を行っています。これは余裕のある企業の特徴で、「安定して収益を出せている企業」と言っても良いかと思います。

 

調剤薬局における安定性の判断ポイントとは?


第一に、応需している病院又はクリニックに患者様が集まっているかどうか。処方元の医療機関が流行っていないともちろん患者様も来ないわけですから、安定した収益は見込めません。第二に、一昔前とは違って薬価差益が少なく利益率はどこも厳しいはずです。よって、店舗数が多い大手チェーン薬局は薬の一括購入ができるので有利です。第三に、薬剤師の配置人数・処方箋1枚あたりの利益率(クリニック応需、総合・大学病院応需等)などから経営状況にあった年収を出しているかもポイントとなってきます。

 

転職先の職場情報をしっかり入手すること


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複数店舗展開をしている調剤薬局やドラッグストアへの転職の場合、企業情報よりも実際に働く店舗の情報を調べておくことが重要です。
求人・転職サイトや、求人誌の求人広告、企業HP等から企業・店舗情報が調べられると思いますが、表に出ているを情報を収集することに限定されると言えます。しかし、長く働ける職場とは、ただ希望の条件が合っているだけではなく、その職場に"居心地の良さ"を感じられるかどうかも重要ですので、実際に職場で働いた際の具体的なイメージが持てるように、応募の背景について目に見えない内容も知っておく必要があります。

 

編集後記

「実際のところ、どうなのでしょうか」という質問を求職者の方からよく受けますが、当社では職場のメリットだけでなく、デメリットを含めた生きた情報をご提供しております。企業情報や勤務条件だけで判断するのは要注意ですので、ご自身と相性の合う職場をしっかりと見極めて下さい。

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