【ファルマスタッフ 神戸支店】機械化により薬剤師に求められるもの

薬剤師の皆さん、こんにちは。

最近は様々な公共機関でバリアフリー化が進んでいますが、
神戸市では、駅の構造上の問題などからバリアフリー化が遅れていた「JR摂津本山駅」「阪神御影駅」において、
ようやく今年度から工事に着手することになったそうです。

公共施設の機械化が進むことで、
様々な人にとって便利に、利用しやすくなることは大変喜ばしいことではありますが、
反面、他人への関心やつながりが少し薄くなってきているような寂しさを感じます。

調剤薬局においても機械化が進んでいるところが増えていますが、その分、
機械では代替できない、人にしかできないことが、とても重視されています。
薬剤師さんの面接では、特にどのような点が評価されているのか、見てみましょう。

まず1つめは、「第一印象」です。
面接官が受ける第一印象は、患者様が受ける第一印象にもつながります。
清潔感ある身だしなみ・笑顔・挨拶は、医療従事者として基本の心得ですが、
表情や姿勢、声のトーンだけでも印象はずいぶん変わりますので、
心がけ次第ですぐに印象UPできる要素もあります。
多数の面接をしている面接官ほど、第一印象を重視します。
逆に、一度持った印象を覆すことは、非常に難しいです。

次に、よく言われるのが「コミュニケーション力」です。
面接で質問の意図を汲んで簡潔に回答できる方は、仕事の場でも同じことができる方です。
患者様のニーズに合わせた情報提供と気配りは当然のこと、
時には目線や言い回しなどから本音を見抜いて適切な対応をすることが求められます。
また同僚・他職種の方との連携も、コミュニケーションスキルのひとつです。
職場は気の合うメンバーばかりとは限りませんので、
円滑な人間関係を築ける能力があるかどうかも面接で判断されています。

そして以外と気になるのが言葉づかいの間違いです。
自分では気付きにくいものですが、付け焼刃では面接で通用しませんので、
自信のない方は日頃から慣れておくことが必要です。

面接という場で緊張していることを考慮しても、
日頃からどのような意識で仕事に取り組んでいるかということが、
面接では思っている以上に露呈してしまうものです。

6年制薬剤師の入社を見据えて、中途採用に関しては「調剤技術」よりも
「コミュニケーションスキル」を重視して採用する薬局が増えています。

機械化により単純作業が正確・スピーディになる分、
人にしかできないサービスがその薬局の付加価値となり、薬局の繁栄につながります。
結果それが個人の評価となり戻ってきて、さらなるモチベーションアップへとつながることでしょう。

学校教育や職場の研修でコミュニケーションの学習を導入しているところも増えていますが、
座学やロープレだけでは身に付きませんので、実際の仕事の中で実践していく必要があります。

まずは身近にいる「感じの良い人」の言い回しや間合い、声のトーンを真似してみる、
そんなことから始めてみても良いかもしれませんね。

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