健康サポート薬局とかかりつけ薬局の「違い」説明できますか？

薬剤師の皆さん、こんにちは 

昨年10月から届出が開始した健康サポート薬局。

最近大阪府は先月末で大阪府の届出薬局数が17になったと発表しました。

これからも続々増えていくことが予想される健康サポート薬局ですが、

近年話題となっているかかりつけ薬局との違いがいまいちわからない、

という方も中にはいらっしゃるようです。

今回はその違いをおさらいしてみませんか。

かかりつけ薬局 とは

地域に必要な医薬品等の供給体制を確保し、

その施設に従事する「かかりつけ薬剤師」が、

患者の使用する医薬品の一元的かつ、

継続的な薬学管理指導を行っている薬局。

　　　　　（日本薬剤師会 2015年9月16日）

健康サポート薬局 とは

かかりつけ薬剤師・薬局の基本的な機能を備えた薬局のうち、

地域住民による主体的な健康の維持・増進を積極的に支援する薬局。

　（厚生労働省「健康サポート薬局のあり方について」2015年9月24日）

具体的に見ると・・

 ◎ 薬局との関係 ◎ 

かかりつけ薬局

薬局と患者 (患者が選ぶもの)

健康サポート薬局

薬局と地域 (薬局・薬剤師機能を地域で活用するもの)

 ◎ 果たす役割 ◎ 

かかりつけ薬局

薬局としての基本的な役割

健康サポート薬局

これからの社会により求められる役割

つまり、健康サポート薬局 は

かかりつけ薬局の機能を有した上で、

より先を行く薬局のあり方 ということですね。

とはいえ、全ての薬局がかかりつけ薬局(その先の健康サポート薬局)の

要件を満たせるとは限りません。

勤務時間や年収、通勤距離など

目に見える条件ももちろん大切ですが、

薬局の将来性なども検討材料の一つとして

今後の転職活動を進めてみてはいかがでしょうか。

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