2019.10.29

新規オープンとは違う?リニューアルオープンとは?

薬剤師の皆さん、こんにちは。
ファルマスタッフ神戸営業所です。
 
神戸営業所のあります「三宮駅前」は
この数年で再開発が進み、大きく変わろうとしています。
 
駅の北側にあった「通称:でこぼこ広場」は3年以上前から工事中。
2021年の春に新広場として駅ビルと同時に再オープンが予定されています。
 
南側にはツインタワービルが建設予定。
大ホールやホテルなどが入るそうで、2026年頃に完成予定です。
 
最近の話題では、9月末でそごう神戸店が86年の歴史に幕を下ろし
10月より「神戸阪急」としてリニューアルオープンしています。
 
馴染みのある施設がなくなることは利用者にとっては寂しい面もありますが、
より良く生まれ変わる可能性もありますし、
施設側にとっては新しい顧客を獲得するチャンスでもありますね。
 
薬局業界でも近年はM&Aが活発化しており、店舗はそのままに
「リニューアルオープン」をするケースも多くなりました。
その際に、人員の入替や体制強化に伴う求人募集が出ることもありますが、
どのような点に注目して応募を検討すれば良いのか、少し解説したいと思います。
 
 
リニューアルオープンの求人も
「新規オープン」として募集していることが一般的ですが、
実態としては以下のようなパターンが想定されます。
 
 
clip<法人が変更となる主なパターン>
○個人等から大手・中規模チェーンに変わる、もしくはその逆
○個人から個人に変更
 ※個人に売却する例としては、全く関連の無い他人に売却する場合のほか
 従業員や知人に譲渡するような場合(のれん分けやフランチャイズ等)があります。
 
clip<法人変更時の店舗名称>
○変更しない
○法人名変更のタイミングで店舗名も変更する
○しばらくは店舗名は変えずに営業し、
 一定期間を経過した後に新店舗名に変更する
 ※大手企業がM&Aする場合はこちらのパターンが多いようです。
 
clip<法人変更時の主な募集背景>
○旧法人時代からの継続募集
○元々いた従業員を引き継がない場合の欠員募集
○新組織や待遇面の変化への不満・不安からの退職者発生による欠員募集
○人員体制を手厚くするための増員募集
 
 
 
では結局「リニューアルオープン」の募集は
おすすめなのか?そうではないのか?
 
全ての求人に当てはまるものではありませんが、
主なメリット・デメリットを見てみましょう。
 
 
happy01<メリット>up
既に営業している薬局のため
主な処方内容や枚数などがはっきりしており
人員体制や忙しさなどが把握しやすい。
 
緊急度が高い募集の場合
条件面の交渉が通りやすいことがある。
 
新規採用のメンバー中心でスタートする場合
凝り固まった人間関係等が無く、入りやすい。
 
 
bearing<デメリット>down
旧法人と新法人、両方の人員が混在していると
働きにくさを感じる場合がある。
 
法人が変わっても人員や店舗名がそのままの場合、
新法人の社風が十分に浸透しづらい。
 
新しく立ち上げた法人に変わる場合、
当初は会社の方針や先行きが見えづらい。
 
 
 
「リニューアルオープン」に伴う募集を
お薦めするかどうかはケースバイケースで異なります。
一人ひとりのご希望や重視されたい条件をしっかりお伺いした上で
一般的な中途採用や新規オープンとどういった点が違うのか、
募集背景やメリットデメリット等、丁寧にご案内いたします。
お気軽にご相談ください。
 

 
 
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