2013.02.04

新規オープンのチェックポイント!

薬剤師の皆さん、こんにちは。 ファルマスタッフ神戸営業所です。

分業率の伸びが次第に鈍化する中、
新規オープンの求人は注目度が高く、 よくお問い合わせをいただきます。

今回は、新規オープンの求人に応募する際のチェックポイントについて、
3つの観点から実際にあった事例を交えてお話したいと思います。 【人員バランス・人間関係】
凝り固まった人間関係がなく一から築いていけるという点では良いですが、
どんな人がいるのかを事前に見てから決めることができず、入社後に初対面という状況もあります。
年齢層が偏っていて自分だけ浮いてしまった、入ってみたら知り合いがいた、ということもあります。
管理の方が一番経験が浅く一番年収が高い、と採用順によってアンバランスが生じたこともあります。

【店舗・設備】
備品や設備等、すべてが新品の快適な環境で勤務できる点は大きな魅力です。
管理職であれば、導入設備やレイアウトなどに関して意見が出せる場合もあります。
ただ、 採用時に店舗が完成していない場合は、入社が決まってから初めて薬局に入ることになります。
完成後の店舗がイメージ通りとは限らず、
ビックリするぐらい狭かった!当然入っていると思った設備がない!といった想定外のこともありえます。

【業務内容・業務フロー】
オープン前に見込んでいる処方せん枚数と現実にギャップが出ることもあります。
予想より多かった場合は人手不足に、反対に少なかった場合には人員が余剰となってしまいます。
既存病院の院外処方に伴うオープンでも、思ったほど枚数が伸びず、早々に閉店してしまったという例もありますので、
医療機関と同時オープンの場合は、さらに読みにくいことが予想されます。
近隣店舗からのヘルプや異動が見込める環境でない場合は、リスクも大きくなります。

業務フローに関しては、
既存社員が数名いる場合は、その方を中心に既にでき上がった流れに沿って進めることができますが、
全員が新規メンバーの場合、小さなことも相談して決めていく習慣を作ることができないと、
バラバラになってしまったり、逆にワンマンになったりする危険があります。


新規オープンの求人はどれも魅力が多いですが、
応募する場合は、そのメリットに目を向けるだけでなく、
様々な状況やリスクを想定した上で慎重に選ぶことも必要です。

今回は大きな項目を3つ挙げてお話しましたが、
個別の状況によって他にもチェックした方が良いポイントがありますので、
お問い合わせいただきましたら詳細にお伝えさせていただきます。




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