2013.07.09

実は重要!昇給率のお話

薬剤師の皆さん、こんにちは。
ファルマスタッフ神戸営業所です。

7月に入り、ご転職市場の動きも活発化してきました。
めったに出ない人気求人や好条件の募集も寄せられていますので、お気軽にお問い合わせくださいね。


さて、今回は転職する際の条件として見落としがちな「昇給率」についてお話したいと思います。

モデルケースとして、
30歳で転職をした薬剤師さんに対して、この2つの雇用条件の提示がありました。

 A薬局: 年収500万円  昇給率年1%
 B薬局: 年収450万円  昇給率年2.5%

どちらが良さそうに見えますか?
(他の就業条件が同じであると仮定した場合)


それでは、その後の年収推移を見て比べてみましょう。

■入社5年後(35歳時)
 A薬局: 年収526万円
 B薬局: 年収509万円

■入社10年後(40歳時)
 A薬局: 年収552万円
 B薬局: 年収576万円

ここで年収は逆転します。
ですが、10年間の年収総額は、まだA薬局が150万ほど上回っています。

■入社15年後(45歳時)
 A薬局: 年収580万円
 B薬局: 年収652万円

ここまで来ると、累計年収でもB薬局がA薬局を追い抜きます。

■入社20年後(50歳時)
 A薬局: 年収610万円
 B薬局: 年収737万円

この時点で年収差は127万円、累計年収も600万以上の差が出ます。


いかがでしょうか。

上記のモデルケースは単純な試算であり、
実際には基本給・賞与額や各種手当等による差異、また経営状況や市場の変化による変動も想定されますが、
今後薬剤師さんの需給バランスが逆転していくことを視野に入れたとき、
目先の条件だけでなく、10年以上先を見据えて転職先を選ぶことも重要ではないでしょうか。


ファルマスタッフでは、求人のご紹介はもちろん、
薬剤師の皆さんのライフプラン・キャリアプランに応じて、様々な視点からご転職のアドバイスをさせていただきます。
お気軽にコンサルタントまでご相談ください。



Twitterボタン

 薬剤師QIUZや、最新の薬剤師求人・オススメ求人、
 転職情報や営業日記など、毎日HOTな情報をつぶやいてます