2015.02.02

まもなく国試!求人への影響は?

薬剤師の皆さん、こんにちは。
ファルマスタッフ神戸営業所です。
 
今月末に第100回 薬剤師国家試験が実施されます。
6年制になって4回目の試験となりますが、
衝撃の合格率60%だった前回から1年、
今年はどのような傾向、結果が予想されるのでしょうか。
薬剤師国試は
物理・化学・生物、衛生、薬理、薬剤、病態・薬物治療、法規・制度・倫理、実務
の7科目345問(必須90問・一般255問)で構成され、
合格基準は総得点の65%以上です。
 
足切基準が
(1)一般問題は各科目の35%以上、
(2)必須問題は前問題の70%以上、かつ各科目の50%以上
と設定されています。
 
この点は例年と変わりません。
合格するためには、全科目で足切りがない上で
「225点以上」を取らなければなりません。
 
 
出題傾向が大きく変わったわけではありませんが、
昨年は実務実習で学んだ実践的な問題や
OTC薬や在宅医療に関する問題なども多く、
これからの薬剤師に求められる資質に関わるような出題が今年も予想されます。
 
試験まで1か月を切り、受験生の緊張感も高まってきたことと思います。
皆さんが十分に実力を発揮できますよう、
ご健闘をお祈りしています。
 
 
さて、そんな国家試験ですが、
既卒の薬剤師さんや求人に、どういった影響を及ぼすと考えられるでしょうか?
 
例年と違うポイントとしては、
昨年の低い合格率を受けて、今年は国試後に就職先を探す方が多いという点です。
 
合格発表を待たずに自己採点の結果を受けて試験直後から就職活動する方がほとんどなので、
試験の後すぐに採用活動が活発化します。
今年はその数が例年より大幅に増える見込みのため、
それによって既卒者向けの募集も終了してしまう可能性があります。
 
採用側にとって新卒は、
実務経験や社会人経験はほぼないものの
柔軟性・吸収力に長け、長時間労働や忙しい環境に耐えうる体力など期待できる要素も多く、
また低コストで雇用できるというメリットもあります。
もちろん、中には経験者限定での募集もありますが、
全体の求人数は確実に減少してしまいます。
 
より良い条件で転職したいとお考えの方や、
未経験の職種に転職したいという方は、今月中が活動のチャンスです!
 
ファルマスタッフでは、
面接日程や入社日の調整をはじめ、
こだわり条件や優先順位をしっかりと考慮して求人をご紹介していますので、
お忙しい方や時間のない方もスムーズに転職活動を進めることができます。
転職をお考えの方は、まずはお気軽にご相談ください。
 
また、今年国家試験を受験する皆さんの就職支援もおこなっています。
短い期間でも満足行く就職ができるようサポートいたしますので、ご相談ください。