【ファルマスタッフ 大阪支店】給与明細「社会保険料を抑えたい！」

薬剤師のみなさま、こんにちは
ファルマスタッフです

先週は台風の影響で、通勤などに影響が出た方も
多いのではないでしょうか？
まだ5月だというのに…夏の天気が今から心配されますね

さて、少し気が早いですが
もうすぐボーナスの支給ですね
みなさん、ご自身の給与明細は
じっくり見たことはありますか？

今日は給与明細から控除される、
社会保険、雇用保険、そして税金とは何だ、
この疑問に注目したいと思います

まず、給与明細は大きく
「勤怠」　「支給」　「控除」　の3つから成り立っています。

勤務状況をもとに会社から支払われるものが「支給」
そこから差し引かれるものが「控除」です。

何といっても「控除」される金額の大きさには
驚かれた方も多いかと思います。
ここで控除される各項目をおさらいします。

健康保険　
病気やけがをした際に医療費の負担を軽くしてくれます。
出産した際は出産手当金、病気やケガで会社を休んだ際は傷病手当金がもらえます。

厚生年金　
高齢になったときに年金がもらえたり、一定以上の障害を負ったり死亡した際に年金が支給されます。

雇用保険　
失業した際、次の就職先を見つけるまでの生活費（求職者給付など）がもらえます。

所得税　
個人の給与所得に掛かる税金で、支払先は「国」です。
毎月の給料から引かれ、12月の年末調整を行い、正しい税額で清算されます。

住民税
こちらも所得に掛かる税金ですが支払先は「市区町村」です。
前の年の所得を基に計算され、決まった額が6月から差し引かれます。


これらの保険料や税金が、支給される給料から天引きされ、
残った金額が手取り額となります
仕方がないとはいえ、給料からどんどん天引きされると、
すこしモチベーションが下がりますよね…

そんな方に朗報です！
実は社会保険料を少し抑える方法があるんです。
それは、「4月・5月・6月の残業を控えめにすること」です。

社会保険料は、4月〜6月の給料の平均額が基準になり、
「月額○万円〜△万円の場合は□等級」といった具合にランクをつけられます。
基準となる給料の中には、時間外手当や通勤手当など諸手当も含まれますので、
残業代が減りランクが下がれば、保険料も下がるかもしれません

例えば「月額25万〜27万円の等級」が、1ランク下がって
「月額23万〜25万円の等級」に下がった場合、
健康保険料は約1,000円、厚生年金は約1,700円安くなります。
月々3,700円安くなると、年間で44,400円の節約になりますね

また、交通費が高いところに住んでいると、
通勤手当が増え、ランクが上がり、社会保険料が高くなるかもしれません。
税金とは違い、社会保険料の基準の中に諸手当が含まれてしまうのは
見落としがちなポイントですね
交通費の低いところにお引越しできるのであれば
保険料を見直すチャンスかもしれません

毎月決まった日にもらえる給与明細、
よく知っているようで、実は知らなかったという方も
この機会にぜひ保険内容や仕組みを調べてみてください


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