2012.09.03

薬剤師の転職、何回までOK？

薬剤師の皆さん、こんにちは。
ファルマスタッフ神戸営業所です。

9月に入り少しずつ秋の気配を感じるものの、まだまだ残暑の厳しい毎日が続いていますね。
そろそろ夏のお疲れが出る頃かと思いますが、体調には十分にご注意ください。

さて、今回のテーマ　『薬剤師の転職、何回までOK？』　ですが、
今まさにご転職をお考えの皆さんにとって、気になるところではないでしょうか。

一般企業では、「転職回数3回」「平均勤続年数3年」が1つの目安になっていると言われていますが、
薬剤師さんの場合はどうでしょうか。

履歴書をぱっと見て職務経歴がたくさん並んでいると、採用担当者も警戒してしまうのが本音ではあるようですが、
現状としては、転職回数よりも転職理由が採否を分けるチェックポイントとなることが多いようです。

では、どんな転職理由だとチェックされてしまうのでしょうか。 ◇やむを得ないと思われる転職理由

　・勤務先が倒産・閉鎖した、給与の遅延・未払いが発生している
　・結婚や出産など、ライフスタイルの変化により勤務継続が困難になった
　・結婚や配偶者の転勤などにより、転居する必要が生じた
　・一定期間勤務した上でのキャリアチェンジ、ステップアップ

◇問題あり？と思われる（可能性がある）転職理由

　・待遇に不満（給与・残業・休日など）
　・通勤が不便
　・人間関係が悪い
　・会社や上司・経営者の方針と合わない
　・体調を崩した

このような理由が必ずしもマイナスに捉えられるということではありませんが、
きちんと説明することによりネガティブイメージを払拭することができます。

面接官が転職理由を確認することで何をチェックしているかというと、
「入社したら長く勤めてもらえるのか」ということなのです。

これからご転職をお考えの方も、これまでの職務経歴を修正することはできませんので、
ご自身のキャリアを客観的に見てどのように思われるのかをしっかりと受け止めた上で、
「長く勤務する意欲がある」ということを示すことが大切です。

転職理由の前向きな伝え方に悩んでいる方や、
転職回数が増えるリスクが心配でなかなか踏み出せないという方は、ぜひ一度ご相談ください。

薬剤師さんの選考が厳しくなりつつあり、面接対策次第で転職の成功率が大きく変わってきます。
時代のニーズに合わせてしっかりと準備をして、実りの秋を迎えましょう！