- 「職業紹介優良事業者」認定
- 求人者と求職者の適切なマッチングの促進に取り組む企業として認定されています。
2016.02.05
「退職金なし」はブラック企業!?
薬剤師の皆さん、こんにちは。
ファルマスタッフ神戸営業所です。
今回のテーマは 『退職金』 です。
薬剤師の退職金の平均額や
転職先を探す上で「退職金制度の有無」をどのように捉えるべきか、
応募の際に気をつけるべきポイントなどについて
お話させていただきます。
◆退職金の相場
薬剤師さんの主な勤務先で比較してみると、
最も退職金が高いのは製薬会社で2,000〜3,000万円と言われています。
薬局やドラッグストアでも大手企業で退職時に管理職等に就いていれば
1,000万円以上という例もあるようですが、
中小企業では勤続35年で700〜1,000万円が相場のようです。
中小企業対処金共済事業本部「モデル退職金額表」
http://chutaikyo.taisyokukin.go.jp/qa/qa-08/8-3-3.html
中小企業対処金共済事業本部「退職金試算表」
http://chutaikyo.taisyokukin.go.jp/sisan/sisan03.html
◆退職金の内容
退職金制度には様々な種類があり
受取額や受取方法は企業によって大きく異なりますが、
退職金制度を設けていなくても違法ではありません。
厚生労働省の調査によると、
退職給付制度のある企業の割合は75%程度で、年々低下しています。
また、社員数が多い大手企業ほどその割合は多く
(常用労働者数1,000人以上の企業は93.6%)、
反対に中小企業では退職金制度を設けていない割合が多い傾向があります。
調剤薬局は中小企業が多く、退職金制度がない企業も珍しくありません。
「平成25年就労条件総合調査結果の概況:退職給付の支給実態」
http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/jikan/syurou/13/gaiyou05.html
退職金制度を設ける場合には、
対象となる範囲や計算・支払等について就業規則に定める必要があります。
・対象は勤続○年以上の正社員のみ
・支給額は退職時の基本給(月給ではない場合があります!)×勤続年数ごとの乗率
・懲戒解雇の場合は不支給 など。
上記はよくある例ですが、会社により様々な条件が定められています。
5年・10年・30年など節目を越えると給付率が一気に上がる例もあります。
気になる方は、勤務先の社内規程を確認してみると良いでしょう。
ただし、退職金の質問=「退職を考えている」と誤解されかねませんので、
タイミングや聞き方には十分に注意する必要があります。
◆「退職金なし」をどう判断するか
退職金制度がない企業では
その代わりとして月々の給料やボーナスが高い例が多く、
生涯収入で比較すると大差ない場合があります。
収入の中からご自身で積み立てをしていくとすると、
例えば30歳で転職して60歳定年までの30年間で1,000万円を貯める場合、
年間333,333円(月々27,778円)の貯蓄ができれば
退職時には退職金と同等額を手にすることができます。
退職金は給与所得より税率が低いため単純計算にはなりませんが、
住宅手当や社宅制度、家族手当や帰省手当などの手当・福利厚生や
昇給幅なども収入に関わる要素ですので
トータルの待遇で判断することが必要です。
「退職金なし」だからといって、
「社員へのお金を出し惜しむブラック企業」という判断は一概にはできないのです。
◆応募時のポイント
5年以内の退職の場合、退職金は月給の1〜2ヶ月程度が相場のため、
短期的な就業をお考えの方は
退職金の有無よりも月給や年収を重視する方が良いと言えます。
ただ、退職金は長く勤務するモチベーションにもつながるので、金額に関わらず
「退職金制度あり」を応募先の必須条件に掲げる方もいます。
いずれにしても、優先すべき条件をしっかりと整理して
本来の転職目的を見失わないように活動しましょう。
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