2015.03.16

在宅医療チームで信頼関係を築くには?

薬剤師のみなさま、こんにちはhappy01
ファルマスタッフですsun

今、多くの企業でクローズアップされている『在宅医療』
言葉こそ広く浸透してきましたが、
実際にどのような業務が行われているのかご存知ですか?

今回は、在宅医療の現場で働く薬剤師が
患者さまや他の医療チームと信頼関係を築いていくためのポイントについて、
具体的な事例も交えてご紹介したいと思います!

とある自宅で療養中の患者さまが、在宅ケアを受けられるとのことhouse
まず患者宅へ挨拶に行くのですが、ここでポイントsign01
 
「医師・看護師・介護スタッフがいるタイミングで、薬剤師も同席します」
 
薬剤師は単なる「薬の配達員」ではなく、
患者の命を守る薬のプロフェッショナルであることを
理解してもらう必要がありますよねflair

そのために、医師・看護師・介護スタッフとこまめにコミュニケーションをとり、
「薬剤師が在宅医療チームの一員として信頼関係にある」ということを
患者さまやその家族に示しておくと良いでしょうconfident

在宅医療において、医師や看護師、介護スタッフの存在感が大きいのが現状ですが、
訪問のタイミングを少し工夫するだけで、
「お薬のことはこの人に聞こう!」という信頼を得ることができますhospital
 
そして、在宅医療に関わる医療スタッフとある程度顔なじみになってくると、
「次はいつカンファレンスがあるよ」
「こんな勉強会があるんだけど興味ある?」
など職種の垣根を越えた情報交換ができるようになるでしょうpencil
 
 

また別の日には、「施設へ訪問し」在宅医療を行いますhouse
施設では医師・看護師の往診に同行し、一度に何人もの患者さまを回ります。

通常、診療の現場と調剤・服薬指導の現場は別々のことが多いですよね。
診察室でドクターに診てもらい、受付で処方箋をもらい、薬局へ行く
というような流れです。

ところが施設在宅では 医師と薬剤師が同じ現場で医療を行うことができるのです。 
ドクターとしても、
「薬の種類や量などの情報は、プロである薬剤師から聞いた方が心強い!」
とよくおっしゃるそうですdiamond
処方提案から飲みやすい剤形の提案まで、
より医療に携わっているという実感を持ちやすいのではないでしょうかwink
 
 
「処方箋があるから薬剤師がいるのではありません。
 患者さまがいるから薬剤師が必要なのです。」

 
薬のプロフェッショナルとして、医療スタッフと共に活躍できる
それが在宅医療の現場です!

少し興味が出てこられた方、あなたが将来の在宅医療を牽引する薬剤師かもしれませんshine
ぜひ各社の在宅部門の取り組みに注目してみてくださいねsun
 
 
〜薬のスペシャリストとしてチーム医療の一翼を担う〜
「全国の在宅医療求人」はコチラからチェックできます!!
http://www.38-8931.com/job/list/feature/67.html