2012.09.29

たった7秒で患者さんを癒す…?

薬剤師のみなさん、こんにちは。
だんだんと初秋の風漂う、涼しい季節となって参りました。

今年の暑さは長く、体調を崩された方も多いのではないでしょうか。
これからだんだんと寒くなり、患者さんの増える季節でもあります。
今回は患者さんを一瞬で癒すことのできる、ある方法を伝授致しましょう。

その方法とは…!


そう、【笑顔】です。

みなさんご存じとは思いますが、どのくらいの笑顔がどのような効果をもたらすか
考えてみたことはありますか?

改めてその効果について検証してみましょう。

●好印象に見える表情とは?

私たちは初めて会う人の第一印象を約7秒の間に決定すると言われています。
7秒の間に好印象を与える表情はどんな表情でしょうか。

まずは鏡に向かって、
無表情の状態から、歯を見せて笑う破顔まで、
7段階くらいを目処にだんだんと口角を上げていってみてください。

1.無表情
2.20%
3.40%
4.60%
5.80%
6.100%
7.120% の笑顔とすると…

★温かい印象、頼れる印象、癒される笑顔→60〜80%
★魅力的に感じる笑顔→80%
★親しみを感じる笑顔→120%   と言われているのです。

すなわち、

『患者さんを温かく迎え入れ、癒しを感じてもらう』→60〜80%の笑顔で

『患者さんに真剣に聞いてもらい、頼りにしてもらう』→80%の笑顔で

『温かく打ち解けて、また指導してもらいたいと思ってもらう』→100〜120%の笑顔で

このような笑顔で接することで、
病気でナーバスな気持ちになっている患者さんの気持ちを和らげ、
より効果的な指導と、次につなげることができると言えます。

しかしながら、ただマニュアルどおりの笑顔を作ればいいというわけではありません。

一番大切なのは、
【患者さんを癒してあげたいと思う気持ち】 です。

忙しい時はなかなか表情にまで気を使うのは難しいかもしれませんが、
少しだけ○%の笑顔、意識してみませんか。

笑顔は患者さんだけではなく、社員同士の関わりも円滑にする
大切なコミュニケーションのひとつです。

温かい空間づくりを大切にしたいですね。