2011.05.10

神戸に国内最大級のメディカルクラスター

薬剤師の皆さん、こんにちは。

今回は、街開きから30年以上が経ち、近年では医療産業都市として進化している
『ポートアイランド』に注目してみました。

 

ポートアイランドは当初、貨物船の対応と人工過密対策として埋め立てられた人工島でしたが、
近年では医療産業都市として進化しています。
現在は医療関連企業だけでも170社以上が集積し、地域経済の活性化につながっています。

またキャンパスタウンとしての顔も持ち、4大学1短大の進出により、
島の住民約15,000人に対し、島に通う学生の数は約8,000人に上っています。

震災やポートピア閉園により居住者・訪問者数ともに低迷していましたが、
神戸空港開港やIKEA出店もあり、ポーアイに足を運ぶ方はまた増えています。
企業や大学の進出により、ポートライナーの通勤・通学ラッシュの混雑が深刻化しており、
最も混雑する8時台は乗車率150%を超えることもあるそうです。
神戸市では増便・新車両導入・バスへの誘導など、対策に取り組んでいます。


2期地区を中心に「神戸医療産業都市構想」がスタートしたのが1998年。
先日、神戸市立医療センター中央市民病院が移転先に完成したばかりですが、7月4日にはいよいよ外来診察を開始します。
また神戸国際フロンティアメディカルセンター(KIFMEC)の開院準備も進んでいるほか、
小児がん診療所の開設も決定しています。
現在須磨区にある県立こども病院も、この地区への移転協議を始めています。

病院の移転や新施設等の進出に伴い、ポートライナーの駅名も変更されます。  ※( )内は副駅名
 「市民病院前駅」 → 「みなとじま駅(キャンパス前)」
 「先端医療センター前駅」 → 「医療センター駅(市民病院前)」
 「ポートアイランド南駅」 → 「京(けい)コンピュータ前駅(花鳥園前)」


病院の移転等に伴い、薬剤師求人も多数寄せられています。
最先端の医療クラスターの中でお仕事ができるチャンスです!
ご興味のある方は、まずは下のフォームよりエントリーください。