2011.06.07

ボーナス後の転職 成功のポイント

薬剤師の皆さん、こんにちは。

転職を考える時期として、『ボーナス後』というご希望の方は多くいらっしゃいますが、
一方で、「それで本当にいいのか」というご相談も多く寄せられます。

今回は、<ボーナス後の転職>について、よくある質問と、成功のポイントをご紹介します。

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■退職申請はどのタイミングがベスト?
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まずは、現在の会社の規定をチェックしましょう。
ボーナスの支給要件は会社により異なります。
支給日に在籍していない場合や退職予定者には支給しない、といった会社もありますので、
確認をした上で、ボーナス後に転職をするためにはいつ退職届を出せば良いのか、
転職活動はいつ頃開始するのか、といった計画を立てましょう。

Q:支給前に退職届を出すとボーナスが減額されるのでは?
ボーナスは、算定期間の成果によって支払われる報酬のため、退職するという理由で減額されることは基本的にはありません。
・・・とはいえ、実際には減額されたのでは?と思われる事例が多数あります。
会社の業績や、個人査定の結果も含まれるため、真実の見極めは難しいのが現状です。

Q:もらい逃げと思われないために気をつけることは?
ボーナス支給直後は避けて、状況を見ながら退職手続きを進めましょう。
また、引継ぎや後任の採用に必要な期間にも配慮できれば、退職までの期間を気まずい思いで過ごすこともありません。

転職先のボーナス算定対象期間も、可能であれば事前に確認することをお勧めします。
入社を1ヶ月早めるだけで、初回ボーナスが 支給なし→満額支給 となるケースもあります。
双方の条件を見ながら、ベストなタイミングを計ることができれば理想的ですね。


ボーナス支給後の退職申請が無難と思われますが、
「いつも頑張ってくれているから、今回のボーナスは高く評価させてもらったよ。これからもよろしく頼むね。」
などと言われると、言い出しにくいものですね。
早めの退職申請によって誠意を見せる、という考え方もあります。


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■ボーナス後の転職 メリットとデメリットは?
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この時期の転職の最大のメリットは、同じ時期に転職する方が多いため、求人が多くなり選択肢が増える、という点です。
ただし、このメリットが、デメリットにもつながり、求人が多くなる分、転職希望者も同時に増えますので、
高い競争率の中で転職活動を進めないといけません。
そこで、経歴や面接以外に重視されるのが、スピーディな対応です。

この時期の転職は、早い決断を求められがちなので、
早い入社を促されるなど、思い描いたスケジュール通りに活動を進められないこともあります。

現職のボーナスを優先して退社・入社時期を調整しようとして、不採用になってしまうようでは意味がありません。
何のために転職するのか、何を優先すべきかを見失わずに決断していただくことが必要です。


 **ボーナス後の転職のポイント** 
  1. スケジュールをしっかり立てる
  2. 決断はスピーディに
  3. 本来の目的を見失わない



スケジュール調整や情報量に不安がある方、忙しくてタイミングがわからないという方、
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