2010.05.28

ご存知ですか?「イクメン」

薬剤師の皆さん、こんにちは。

育児を積極的に楽しむ男性「イクメン」がいま雑誌やテレビで話題になっています。
共働き世帯が増える中、家事・育児に積極的に関わる父親が増えているようですね。

ちなみに、神戸営業所ではつい先日、パパになったばかりのスタッフがいます。
仕事も家事もテキパキこなす「イクメン」として日々奮闘しています!

今回は産休・育休について考えてみたいと思います。

平成19年度の内閣府による調査では、
育児休暇の取得率は、女性89.7%に対し、男性は1.56%。
男性の育休取得者は年々増えているとはいえ、実際の利用者は極めて少なく、
現実的には取得しにくいようです。

男性の場合は、育児休暇を取得しなくても、
仕事の効率化をはかって、早めに帰宅したり休日出勤を減らしたりといったことで出来る協力もあると思います。
平日の帰宅後や休日にお子様との時間を作ったり、
母親が忙しい時には黙って掃除や洗濯をしてあげたり、
まずは無理なくできることから始めてもらうだけでも、十分に助けになるのではないでしょうか。

女性においては産休・育休を取得して職場復帰する方が増えている一方、
「今の職場では産休・育休が取れない」という悩みをお持ち方も多数いらっしゃいます。
産休・育休は法律上では誰でも取得できる権利ですが、長期の休暇を取得するということは、
当然周囲の方にご負担がかかってしまいます。
円満に取得するためのポイントとしては・・・

・休暇取得は計画的に、早めに相談・申請する
・休暇中の業務の振り分けや後任者への引継ぎは責任を持って行う
 急な体調不良により早期に休まなくてはならない場合もあります。
 誰が見てもわかるように常に整理して仕事に取り組む習慣をつけましょう。
 また必要に応じて書面で引継事項を残しておくと安心です。
・休暇中も自己啓発など復帰に向けての努力を惜しまない

あたり前のことばかりではありますが、まずは現在の仕事に真摯に取り組み、
周囲に認められる存在になる、ということが最も重要ですね。
職場になくてはならない存在となれば、休暇時にも快くフォローしてもらえますし、復帰もスムーズに進むことでしょう。
今の勤務先では前例がまだない、という場合は、あなた自身が後輩のために「良い前例」になることもできます。

ご転職をお考えの方で、結婚・出産・育児など今後の人生の転機を見据えたとき、
または今まさにその岐路に立っているという方、
お仕事を選ぶ上でのポイントなど、1人1人に合わせてアドバイスさせていただきます。
「薬剤師」という資格ならではの働き方もご提案させていただきますので、
まずはお気軽にご相談ください! 

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