- 公開日:2024.02.29
内定を掴むための面接対策(後編)【転職コンサルタントに聞いてみた!「本音のホンネ」シリーズ】vol.4
「会う」ことを大切にしているファルマスタッフ。転職を考えている皆さんに向けて、「本音で届ける」をテーマにした「本音のホンネ」シリーズ。vol.4となる今回は、前回に引き続き転職コンサルタントの3名に「内定を掴むための面接対策(後編)」について質問させて頂きました。それでは、vol.4面接対策(後編)をお届けします。
~前回までの本音のホンネ「内定を掴むための面接対策(前編)」についてはこちらから~
- インタビュアー
- 後編も引き続きインタビューしていきたいと思います。
Q:面接で緊張しない方法はあるのでしょうか。
- インタビュアー
- 面接で緊張してしまい、うまく話せない...という方もいると思います。
- Mさん
面接の場ですから、緊張するのは自然なことだと思います。
以前に「面接で緊張してしまい、うまく自分の魅力を伝えきれなかった...」という方がいらっしゃいました。
- Sさん
緊張によって「ご自身の強みを伝えきれない」「面接官の目を見て話せない」ということもあると思います。
面接の場でご自身の魅力を伝えきれず、採用が見送られてしまったケースもありました。
- インタビュアー
- 面接の緊張をやわらげるためには、どのようにすれば良いでしょうか。
- Sさん
あらかじめ面接で聞かれそうな質問を想定し、回答を準備
しておけると良いでしょう。
- Yさん
面接での想定質問には、転職を考えた理由や自己PRなどがありますが、 質問に対する回答は私たち転職コンサルタントが、より魅力が伝わるようにブラッシュアップすることもできます。
- インタビュアー
- 面接の練習が緊張をやわらげることに繋がるのですね。
- Yさん
しっかりと事前に準備したということが、面接当日の安心感に繋がると思います。
- Sさん
あとは、何回か面接を受けていくことで、自然と受け答えが上手になっていくケースも多いですね。
- インタビュアー
- 練習に加え経験が大事ですね。
- Yさん
練習・面接を通して、自分の転職の軸やビジョンが明確になる
ことも多いです。緊張せずに落ち着いて、お話ができるようになるまで練習しましょう。
- インタビュアー
- たしかに、何度も声に出して話すことで「なぜ転職したいのか」がより明確になり、自然と説明できそうですよね。
Q:面接の練習は、どのようにすれば良いでしょうか。
- インタビュアー
- 面接の練習は、具体的にどのようにすれば良いでしょうか。
- Sさん
面接での想定質問に対して、どのように受け答えするかイメージしておけると良いでしょう。
模擬面接をしておくこともオススメします。 以前、面接に対して不安感のある方と、電話やリモートで模擬面接を行ったことがありました。
何度か練習したことで、実際の面接では落ち着いて臨むことができたようです。内定にも繋がり、私もうれしく感じました。
- インタビュアー
- それでも、面接に慣れない場合はどうしたら良いのでしょうか。
- Mさん
以前に「過去の面接で、緊張してしまいうまく受け答えできなかった」と、面接に対して不安を感じる方がいらっしゃいました。
その際は、私から採用担当者様に「もしかしたら面接の際、緊張されることがあるかもしれません」と面接前にお伝えさせていただきました。
実際の面接では緊張している様子もありましたが、採用担当者様からは「お人柄に魅力を感じた」と内定に繋がりました。
- インタビュアー
細やかにサポートいただけるのは心強いですね。
ファルマスタッフでは面接の練習も相談できるのでしょうか?
- Mさん
はい!お任せください。
数多くの求職者、企業との面接を経験してきているのでご安心くださいね。
少しでも転職活動がうまくいくようにサポートさせて頂きます。
- インタビュアー
- 一人で転職活動をする場合は、意識的に練習や対策をやらないと難しいですよね。
- Yさん
ご準備いただいた内容を、私たち転職コンサルタントがブラッシュアップすることもできます。
少しでもスムーズ受け答えができるよう、直前まで練習してから面接に向かうだけでも違いますよ。
- インタビュアー
- ちなみに本番の面接では、転職コンサルタントの皆さんも同席していただけるのでしょうか。
- Mさん
全ての面接に同席することは難しいのですが、できるだけご対応するためにも調整させて頂きます。
- Yさん
同席できた場合、転職コンサルタントが助け舟をだせることもポイントです。
- Sさん
「面接で、給与や福利厚生、休日などについて聞きづらい」ということがあれば、同席した際に、私達が第三者の立場で代わりにご質問することも可能です。
- インタビュアー
- そんなことまで!?求職者の皆さんにとって、とても心強いですね。
- Yさん
最後に内定をつかむためのポイントを下記にまとめました。
是非、こちらを意識して転職活動を頑張っていただければと思います。
【まとめ】内定を掴むための面接対策とは
前編・後編を通して出た「内定を掴むための面接対策」のポイントをまとめました。 面接前の振り返りにお役立てください。
- 【1】転職理由を整理する
- 【2】面接に行く企業の魅力を自分なりに整理する
- 【3】想定質問に対する回答を準備する
- 【4】逆質問を準備する
- 【5】面接の練習をする
- 【6】清潔感のある身だしなみを心がける
面接官は転職理由の中にネガティブな理由もあることを把握しています。ネガティブな状況に対して「自身がどう対応したか」「現状を変える努力をしたか」を整理しましょう。
退職理由が悪口や不満になってしまわないように注意しましょう。
求人票の内容や、選考先企業のホームページから「会社の概要」「職場の雰囲気」などを自分なりに調べておき「どのような点に魅力を感じているか」を考えて、整理しておきましょう。
「自己紹介」「志望動機」「退職理由」など、履歴書や職務経歴書に記載した内容を振り返りながら準備しておきましょう。
また面接ではネガティブな表現は控え、前向きさを感じられる表現を心がけましょう。
面接では「何か質問はありますか?」と逆質問を受ける場面があります。事前に準備しておけると良いでしょう。
逆質問は採用基準のポイントにもなるため、仕事内容など入職後に働いている姿をイメージしてもらえるような質問を心がけましょう。
はじめから「有給の取りやすさ」「残業の状況」など条件・待遇面に関する質問は控えましょう。
練習や面接を通して、自分の転職の軸やビジョンが明確になることもあります。落ち着いてお話ができるようになるまで、とにかく練習あるのみです。頑張りましょう。
「スーツ・ワイシャツ・ネクタイがよれていないか」「髪色が明るすぎていないか」など、清潔感のある身だしなみができているか確認してから面接に臨みましょう。
さいごに、転職コンサルタントから一言
- Sさん
内定がでたらゴールではありません。
「内定を獲得した企業でどうなりたいのか」「自分が目指している転職活動の方向性は正しいのか」
ご自身のキャリアの棚卸し含めて、転職の目的を整理して欲しいと思います。
- Mさん
今の職場で実務経験を積むことが、今後の転職活動に良い影響を与えてくれる場合もあります。
一人ではご判断が難しく悩んでいる場合は、転職コンサルタントに気軽にご相談ください。
- Yさん
転職は、ご自身のキャリアを振り返る良い機会かもしれません。
その分、考えることも悩むことも多いかと思いますが、そんな時こそ私たちを頼っていただきたいですね。
- Sさん
転職は、人生を左右するターニングポイントでございます。求職者の皆様がより良いキャリアを築けるように私たちは精一杯サポートさせて頂きます。
- インタビュアー
- メディカルリソースの転職コンサルタントの皆さん、ありがとうございました。
- インタビュアー
いかがでしたでしょうか?
vol.1からvol.4まで長きにわたりご一読頂きありがとうございました。
さて、次回の「本音のホンネ」はvol.5。
入社3年以内、若手薬剤師さんのリアルな悩みについて特集します。
それではまた次のコラムでお会いしましょう。
監修者:町田 あやか
2012年よりメディカルリソースに勤務。
薬剤師や登録販売者の転職サポートに従事。現在は転職に限らず、ファルマラボ編集部にも所属し、学びという切り口で『薬剤師の方が前向きに働く』為の無料サービスの企画・運営を担当。
2016年にキャリアコンサルタント(国家資格)、2018年に登録販売者を取得。
薬剤師業界の発展と薬剤師の方一人ひとりのエンプロイアビリティの向上に役立つような情報発信を目指しています。