時短レシピ

厚揚げときのこの柚子胡椒あんかけ

厚揚げときのこの柚子胡椒あんかけ

<時短×栄養学>忙しい薬剤師さんに嬉しい管理栄養士監修のレシピをご紹介。第40回は、調理時間15分、厚揚げと2種類のきのこを使った、満足感のある副菜のご紹介です。管理栄養士・岡田さんからのワンポイントアドバイスもお見逃しなく!≪2022年12月27日公開≫

材料(2人分)
厚揚げ
1枚(300g)
えのき
1/2袋(100g)
しめじ
1パック(100g)
片栗粉
大さじ1 1/2
細ねぎ
2本
サラダ油
大さじ1/2
200cc
みりん
大さじ1
小さじ1/3
しょうゆ
大さじ1/2
柚子胡椒
小さじ1/3
和風顆粒だし
小さじ1/3

厚揚げときのこの柚子胡椒あんかけ

  1. えのきは根元を切り落とし、4等分に切ってほぐす。しめじは根元を切り落とし、ほぐす。厚揚げはキッチンペーパーで水気を拭き取って、一口大にちぎる。細ねぎは小口切りにしておく。

    厚揚げときのこの柚子胡椒あんかけ
  2. ポリ袋にえのき、しめじ、厚揚げ、片栗粉を入れて口を閉じ、軽く振って混ぜる。フライパンにサラダ油を入れて熱し、2を入れて油がまわるまで中火で炒める。

    厚揚げときのこの柚子胡椒あんかけ
  3. を加え、煮立ったら時々混ぜながらとろみがつき、きのこに火が通るまでふたをして弱火で2〜3分煮る。
    厚揚げときのこの柚子胡椒あんかけ
  4. 4を皿に盛り付け、細ねぎを散らす。
    厚揚げときのこの柚子胡椒あんかけ
  5. ワンポイントアドバイス

    厚揚げと2種類のきのこを使った、満足感のある副菜のご紹介です。だしの風味をきかせながら柚子胡椒の辛味をきかせてあっさりといただきます。

    寒い時期に食べると温まるとろみのついた"あん"。一般的には汁気のあるところへ水溶き片栗粉を加えて加熱しながらとろみをつけます。しかし、作業に手間がかかりますし、片栗粉のダマができてしまって失敗することも。この面倒な作業を行わず、失敗せずに調理する方法を紹介しています。

    厚揚げは水切りした豆腐を揚げて作る、大豆製品です。主な原材料は大豆ですので、たんぱく質が豊富に含まれます。主菜としての材料としても活躍しますが、ちょっと物足りないなというときの副菜にも使いやすく、副菜でたんぱく質が欲しいときにぴったりの食材です。

    その他にもカルシウム、マグネシウム 、リン、鉄などの栄養素が豊富な食材です。特にカルシウムが豊富で、厚揚げ100gあたり240mgのカルシウムが含まれます。これは日本人の働き世代が1日に必要な1/3量以上となります(日本人の食事摂取基準2020年男女(30〜64歳)の平均から算出)。

    カルシウムはリンと結合してリン酸カルシウムを作り、骨の主成分となります。また、マグネシウムは骨を強くします。カルシウム、リン、マグネシウム が豊富に含まれる厚揚げは骨の健康を守る為にもってこいな食材なわけです。加工過程で揚げている分、豆腐に比べてエネルギーは高いのですが、調理をする前にキッチンペーパーなどで油や水気を拭き取るとエネルギーカットができます。

    さらに、酸化された油を取り除くことができるので、油っぽさや臭みがとれ、よりおいしくいただけます。油揚げも同様に油抜きをすることで、よりおいしくなりますので、料理のポイントとして覚えておくといいでしょう。

    岡田みなみさんの写真

      岡田みなみさん(管理栄養士/料理家)

    料理教室企画運営/アシスタント、保育園栄養士として勤務を経て独立。料理動画や広報誌のレシピ開発やコラム執筆に携わる。家庭で簡単にできる健康的なレシピ作りが得意。「家庭を支えるお母さんの食の悩みを解決したい!」と活動している。

    ≪Instagram≫@mixnaxmi.o

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