お役立ち情報
2018.02.14

調剤薬局への転職では商業施設内の薬局が狙い目!?

薬剤師の転職事情

 

調剤薬局に薬剤師として転職する際、商業施設内店舗を候補することのメリットについてご紹介します。また、安定した調剤薬局の選び方を見ていきます。


■安定した集客が見込まれます

商業施設に入った調剤薬局は利便性が高く、薬局飽和時代になっても一定の集客が見込まれます。どんなに優秀な薬剤師さんでも調剤薬局の経営状況が優れないとスキルを磨く機会を失ったり、給与が下がる可能性もあります。転職にあたって調剤薬局の将来性を見極めないと、不安定な立場に置かれやすい状況となります。

複数の病院が軒を連ねる医療モール内の調剤薬局も比較的安定した集客が見込まれて、安定企業を求める薬剤師さんに支持されやすい環境です。商業施設にとらわれず、人が集まりやすい立地の調剤薬局を選択すると安心でしょう。


■調剤薬局淘汰の時代が来ました

調剤薬局は現在全国に5万軒以上もの数がある時代で、これは街中のいたる所で見かけるコンビニよりも数が多いと言われている数値です。調剤薬局は地域密着型の店舗も多く、地域のシェアを取り合う現状があり、患者様の確保合戦になってしまっています

門前薬局を開けば安定経営が見込まれる時代もありましたが、調剤薬局飽和時代になった今はそう簡単にはいきません。立地条件やサービスの差別化で患者さまにアピールしていかないと、安定した集客はできなくなります。商業施設内に調剤薬局を設ける動きも家族層を取り込むための工夫であり、お買い物ついでに処方薬を受け取る流れをねらうものです。

調剤報酬改定の影響も受け、薬局業界より一層状況は厳しさを増し、どのお店も新たな生き残り戦略を考えています。調剤薬局内にキッズスペースを設けたり患者様をお待たせしない作業手順を見直したり、競争を勝ち抜くための具体的な戦略が急がれます。


■24時間開局も検討されます

患者さまの確保合戦が激化していくと、商業施設内に開局しているだけでは太刀打ちできない時代も来るでしょう。人が集まる立地に甘えてサービスをおろそかにしていると、他の調剤薬局に淘汰される流れが来ます。休日や夜間を含めていつでも対応してもらえる安心感が、患者さまに選ばれる要素になるでしょう。

転職を検討している薬剤師さんは深夜シフトがネックになるため24時間営業の調剤薬局を避けがちですが、患者様を確保する重要な条件とも言えます。調剤薬局の安定経営や経営事情、働きやすさを天秤にかけて、どんな職場を転職先に検討するか考えてみましょう。

サプリメントや食事療法についての勉強会を商業施設で定期的に開催、地域の人から愛される店舗作りを進めるなども一案です。企画や資料作りから薬剤師さんの仕事になると担当職務の範囲は広がることになりますが、調剤薬局の生き残りをかけた取組みと考えてみましょう。


■在宅医療への対応も急がれます

患者様が来店するのが大変なら、薬剤師自ら自宅へ出向くあり方を検討できます。高齢化社会が進む中で在宅医療に関するニーズは高まる一方で、調剤薬局にも訪問ケアが求められます。

門前薬局が長年培った病院とのパイプを活かしてチーム医療に参画していく動きもあり、商業施設に開業する店舗との役割分担が明確化します。

将来的には、在宅ケアを専門に扱う「在宅専門調剤薬局」が一般化する見込みもあります。商業施設内のように高額なテナント料をかけずとも経営を安定化させることができれば、生き残る会社が変わってきます。

大切なことは、患者さまのニーズをとらえて、対応できる経営姿勢の調剤薬局を選ぶことです。新しい取組みがはじまれば薬剤師の負担も増えますが、時代の流れに沿ったスキルを身につけるチャンスと言えます。転職先を選ぶにあたっての一つの視点として、念頭に考えるといいでしょう。

 

■(まとめ)調剤薬局への転職では商業施設内の薬局が狙い目!?

1.安定した集客が見込まれます

商業施設内の調剤薬局は集客が安定しやすく、一定の患者様を確保できるメリットがあります。転職した後給料が上がらない等のリスクも低く、安心して仕事ができる環境でしょう。


2.調剤薬局淘汰の時代が来ました

調剤薬局の数が増えてきて、勝ち組と負け組が分かれてきました。具体的な生き残り戦略がない調剤薬局は淘汰され、患者様に選ばれる薬局だけが生き残る時代も近いでしょう。


3.24時間開局も検討されます

商業施設内に店舗を設ける以外の工夫なら、24時間対応が候補とされます。働く薬剤師さんにとっては負担になりやすいシステムですが、患者様の利便性を考えるなら有効でしょう。


4.在宅医療への対応も急がれます

高齢者の自宅にお薬を届ける在宅医療への対応も、最近のトレンドをとらえた工夫です。商業施設内店舗のように高額テナント料をかけなくても集客を安定させて、経営状態を改善できるメリットがあります。

 

記事掲載日: 2018/02/14

あわせて読まれている記事