下肢閉塞性動脈疾患の術後の抗血栓療法として、イグザレルト錠2.5mgと併用して使う薬はどれでしょうか?

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下肢閉塞性動脈疾患の術後の抗血栓療法として、イグザレルト錠2.5mgと併用して使う薬はどれでしょうか?

    イグザレルト錠(リバーロキサバン)2.5mgは、10mg、15mg錠とは適応症が異なり、主に「下肢血行再建術施行後の末梢動脈疾患患者における血栓・塞栓形成の抑制」に使われます。

    2.5mg製剤は、アスピリン(81〜100mg/日)併用下でのみ有効性が検証された用量であるため、以下の処方例のように併用する必要があります。また、用法は「1日2回」投与です(※)。

    (※)心房細動や静脈血栓塞栓症で用いられる「1日1回」の用法とは異なります。なお、2.5mg製剤は心房細動や静脈血栓塞栓症には使用しないため注意が必要です。

    【処方例】

    ・イグザレルト錠2.5mg
    朝夕食後 1回1錠

    ・バイアスピリン錠100mg
    朝食後 1回1錠

    処方監査・服薬指導のPOINT

    イグザレルト錠2.5mgが処方されている場合、低用量アスピリン(81〜100mg/日・1日1回)が併用されているか、またイグザレルトが1日2回で処方されているかを確認してください。

    また、他のDOACやワルファリンと併用されている場合、出血リスクが著しく高まる(抗血栓薬の重複)ため、原則として疑義照会をする必要があります。

    ※特殊なケースとして、イグザレルト錠2.5mgからワルファリンに切り替える場合、PT-INRが治療域の下限を超えるまで併用することがあるので留意しましょう。

    濱本 幸広(はまもと・ゆきひろ)さん
    京都薬科大学卒、薬剤師。
    調剤併設ドラッグストア、調剤薬局、派遣薬剤師など、数多くの経験をしながら処方鑑査の腕を磨く。
    2022年10月、4分類法を活用した処方鑑査の指南書『達人の処方鑑査術』を出版、好評発売中。
    ▼運営サイト
    https://kusuri-shidousen.com
    掲載日: 2026/10/07
    ※医薬品情報は掲載日時点の情報となります

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