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エナジアは、吸入ステロイド薬(ICS)、長時間作用性β₂刺激薬(LABA)、長時間作用性抗コリン薬(LAMA)の3成分を配合した吸入薬です。 エナジアには「中用量」と「高用量」の2種類の規格がありますが、中用量・高用量ともに効能・効果は「気管支喘息」のみであり、COPD(慢性閉塞性肺疾患)の適応はありません。 一方、同じ3成分配合(ICS/LABA/LAMA)の吸入薬であるテリルジーやビレーズトリは、規格によってCOPDの適応の有無が分かれています。 3成分配合吸入薬の適応一覧
※各添付文書を参考 ビレーズトリは、2026年8月に気管支喘息に対する適応が承認されました。注意点として、グリコピロニウム(LAMA)の含有量の違いにより、COPDにはビレーズトリ7.2、気管支喘息にはビレーズトリ14.4を使用します。 (※「ビレーズトリ エアロスフィア」は、販売名変更により「ビレーズトリ 7.2 エアロスフィア」となっています。) テリルジー、エナジアの適応は成人に限られ、小児等を対象とした臨床試験は実施されていません。ビレーズトリ14.4の適応は成人および12歳以上の小児となります。適応および適応年齢は規格により異なるので注意してください。 エナジアと同じデバイスの吸入薬であるウルティブロは、LABA/LAMAの2成分配合吸入薬で、COPDのみ適応があります。同じデバイスでもエナジアにはCOPDの適応がない点に注意しましょう。 処方監査・服薬指導のPOINTCOPDの患者さまにエナジアが処方された場合、気管支喘息を併存していないか確認し、処方意図が不明な場合は疑義照会をしてください。 また、テリルジーとビレーズトリが処方された場合は、疾患と規格が対応しているか確認が必要です。 デバイスおよび規格により適応が異なるため、患者さまの吸入状況が悪いなどの理由で、デバイスの変更を医師に提案する際は適応が一致しているか確認してから提案しましょう。 |

Q |
COPD(慢性閉塞性肺疾患)に適応がない吸入薬はどれでしょうか? |
掲載日: 2026/11/05
※医薬品情報は掲載日時点の情報となります
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