時短レシピ

あさり缶と豚バラのレンジスンドゥブ

あさり缶と豚バラのレンジスンドゥブ

<時短×栄養学>忙しい薬剤師さんに嬉しい管理栄養士監修のレシピをご紹介。第37回は、調理時間15分、韓国料理の定番、スンドゥブチゲ。耐熱容器に具材を入れてレンジでチン!であっという間に熱々のチゲを作ることができます。管理栄養士・岡田さんからのワンポイントアドバイスもお見逃しなく!≪2022年11月8日公開≫

材料(2人分)
豚バラ薄切り肉
100g
あさり水煮缶
1缶(固形量55g)
絹豆腐
1丁(300g)
長ねぎ
1/2本
ごま油
小さじ1
キムチ
50g
300cc
大さじ1
しょうゆ
大さじ1
コチュジャン
大さじ1 1/2
おろしにんにく
小さじ1/2
おろししょうが
小さじ1/2
鶏ガラスープの素
小さじ1/2

あさり缶と豚バラのレンジスンドゥブ

  1. 長ねぎは緑色が残っている部分を3cmほど小口切りにする。残りは斜め5mm幅に切る。豚肉は4cm幅に切る。
    あさり缶と豚バラのレンジスンドゥブ
  2. 耐熱容器にを入れて混ぜ、豚肉、斜め切りのねぎを加えてさっと混ぜる。あさりは缶汁ごと加え、豆腐はスプーンで大きめの一口大にすくって加える。ふんわりとラップをして豚肉に火が通るまで600Wのレンジで8〜10分加熱する。
    あさり缶と豚バラのレンジスンドゥブ
  3. 取り出してごま油を回しかける。
    あさり缶と豚バラのレンジスンドゥブ
  4. 器に盛り、小口切りのねぎをちらす。
    あさり缶と豚バラのレンジスンドゥブ
  5. ワンポイントアドバイス

    韓国料理の定番、スンドゥブチゲをレンジで簡単に作りましょう。耐熱容器に具材を入れてレンジでチン!調理時間15分とあっという間に熱々のチゲを作ることができます。

    時短でおいしく作るポイントは缶詰のあさりの水煮を使うことです。もちろん、生のあさりを使うのが一番おいしいのですが、生のあさりは砂抜きをしたり、食べる際も殻から身を取り出したりとちょっと面倒です。缶詰を使えば砂抜きの心配なくそのまま使え、忙しい時の調理にぴったりです。

    豚肉は脂身の多く旨味の出やすい豚バラ肉を使います。脂身が多い分、量に対してたんぱく質を摂ることはできません。その分、毎食しっかりと摂りたいたんぱく質はあさりの水煮缶と絹豆腐からもしっかりと摂りましょう。

    あさりには鉄、亜鉛、カリウム、ビタミンB12、タウリンが豊富に含まれます。亜鉛はさまざまな酵素の働きを促す補酵素の役割を持ちます。細胞分裂が行われる際に不足すると子どもでは発育が遅れるといった影響が出ると言われています。その他にも傷の回復を早めたり、味覚や臭覚を正常に保つと言われています。

    亜鉛は動物性食品に多く含まれ、穀類や大豆・大豆製品を除く植物性食品にはあまり含まれていません。普段、植物性食品中心の生活をしている方は不足しがちの可能性があり、注意する必要があるでしょう。

    野菜は長ねぎのみで作りましたが、ニラ、白菜、きのこ類などを加えても良いでしょう。ちなみに、2人分であればレンジでささっと作ることができますが、3人分以上作る場合は鍋で作る方が早く仕上がります。作る分量に合わせて調整してみてください。

    岡田みなみさんの写真

      岡田みなみさん(管理栄養士/料理家)

    料理教室企画運営/アシスタント、保育園栄養士として勤務を経て独立。料理動画や広報誌のレシピ開発やコラム執筆に携わる。家庭で簡単にできる健康的なレシピ作りが得意。「家庭を支えるお母さんの食の悩みを解決したい!」と活動している。

    ≪Instagram≫@mixnaxmi.o

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