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  • 公開日:2016.08.23

環境を変えることはうつ病を防止することにつながる?

疲れがとれない・息苦しい・理由もなく涙が出る、こんな症状でお困りなら「うつ状態」かもしれません。薬剤師のうつ病・うつ病防止のために環境の変化を目的とした転職の意味を考えてみます。

人間関係・職場環境を変えてストレスを軽減しよう

毎日同じ空間で同じメンバーと働く薬剤師は、人間関係や職場環境が悪化した場合に影響を受けやすく、ふとしたきっかけでうつ病を発症することがあります。

休みがとれない・残業続きなどの多忙さがストレスに輪をかけます。 人間関係や職場環境で悩んだ時に深く考えすぎると、精神的な負担が大きくなって、取り返しがつかないまでにうつ病が悪化します。

転職によって働く環境を変えると、ストレスが小さくなり、体調などへの影響が落ち着くことがあります。 職場でストレスを感じているなら、原因となっている事象を特定し、状況改善できる転職先を探しましょう

命にも関わるものを扱う現場でいつも気を張っているところに強いプレッシャーがかかると、心身ともに辛くなります。 うつ病発症対策として、自分にとって仕事をしやすい環境を選んでください。

働き過ぎで起こる過労からくるうつ状態を改善

一人薬剤師・少人数薬剤師など、自分自身が頑張らないとどうしようもない状況に置かれると、残業過多になってしまいます。

患者さまと真剣に向きあうほどやるべき仕事が増えていき、気付けば毎日残業になってしまうという薬剤師もいるでしょう。 過労に伴って、以下のような症状が気になったら、うつ状態・うつ病のサインです。

  • 一日中何となく気持ちが落ち込む ・今まで関心があったことをやりたいと感じない
  • 集中力が続かない
  • 眠りが浅くて何度も目覚める
  • 何をやっても自分はだめだと思い込む
  • ミスを自分のせいにしてしまう

働いている薬剤師に元気がないと、患者さまにも不安を与えてしまうかもしれません。 ワークライフバランスを考えて残業が少ない職場へ転職して、自分の時間を確保しましょう。 家族や友人と食事をしたり会話を楽しんだりする時間を持つと、気分転換しやすくなり、業務遂行能力もあがります。

何をやってもだめと自信をなくすと危険

職場環境のストレスが重なってうつ状態が悪化すると「自分は何をやってもだめな人間」と落ち込んでしまうことがあります。 自分自身を責める負のループに陥ると、なかなか改善できません。

今いる職場で何とかできる問題なら、上司や人事部に相談します。 業務内容やシフトの調整をしてもらって、心身の状態改善を図りましょう。

これは、働きざかりの20代から40代の薬剤師が陥りやすい問題です。 そのまま放置していると、どんどん気持ちがふさぎ込み、取り返しがつかないほどになってしまうこともあります。

職場環境・人間関係をリセットするとうまくいくことも多いので、まず転職してみるのも一つの手です。 合わない環境で頑張って働き続けても自分が辛くなってしまうだけで、うつ状態が進行すると回復が難しくなります。

患者さまや周りの同僚にとってもメリットは薄く、誰のためにもならないので、自分の周りの人たちのためにも、前向きな転職を検討しましょう。

転職コンサルタントと一緒に良い転職活動を

いざ転職を決心しても、ストレスで落ち込んだ精神状態では、思うように活動できません。

たくさんの求人を見比べて細かな条件を確認するだけで疲れてしまって、冷静な判断がしにくくなります。 そもそも時間がない中での活動となるので、応募書類を用意したりアポイントを調整したりするだけで大変です。

一人での転職活動に不安を感じるようなら、転職コンサルタントや紹介会社を活用しましょう。 悩みを聞いて最適な働き方を考えたうえで、経歴やスキルをもとにした転職先の提案をしてくれます。

たくさんの薬剤師の転職を支援してきた実績をもとにキャリアプランを提案しサポートしてくれるので、一人で活動するよりスムーズです。 職場見学・面談のアポイント調整もしてくれるから、在職中の活動でも安心できます。 忙しい人ほど自分一人の活動には限界がありますので、コンサルタントと二人三脚の転職を検討しましょう。

まとめ〜環境を変えることはうつ病を防止することにつながる?

1.人間関係・職場環境を変えてストレスを軽減しよう
人間関係や職場環境で悩んだ時に深く考えすぎてしまうと、うつ状態になる危険があります。 働く環境を変えると落ち着くことがあるので、転職も検討しましょう。 うつ病発症対策として、仕事がしやすい環境を選んでください。
2.働き過ぎで起こる過労からくるうつ状態を改善
一人薬剤師・少人数薬剤師などで業務過多からくる過労も、うつ状態を招きます。 何となく気持ちが落ち込む・無関心・集中力が続かない・眠りが浅いなどの症状が出たら、ワークライフバランスを見直しましょう。
3.何をやってもだめと自信をなくすと危険
ストレスが重なってうつ状態が悪化すると「自分は何をやってもだめな人間」と落ち込んでしまうことがあります。 職場環境・人間関係をリセットするとうまくいくことも多いので、転職してみるのも一つの手です。
4.転職コンサルタントと一緒に良い転職活動を
ストレスで落ち込んだ精神状態では、思うような転職活動は難しいでしょう。 一人での活動に行き詰まりを感じているなら、転職コンサルタントに相談しましょう。 二人三脚で活動をサポートし、良い方向に導いてくれます。

ファルマラボ編集部

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記事掲載日: 2016/08/23

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