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  • 公開日:2016.09.21

転職するときにハローワークを使うことは有効?

薬剤師の転職でハローワークを利用するのは、良い選択と言えるのでしょうか。転職活動でハローワークを使うメリット、デメリットについて見てみましょう。

好待遇の案件を見逃すリスクがあります

ハローワークは全ての求職者に対する総合窓口として活用される場所なので、薬剤師に特化したノウハウがあるわけではありません。 業界特有の事情や常識が通用するとは限らず、窓口担当者の良し悪しで思うような紹介を受けられないことがあります。 求人登録先としては無料で掲載できるメリットがあるため、少なからず薬剤師の案件が集まりますが、自分で情報を取捨選択するスキルが必要でしょう。

専門性が高い薬剤師の求人はコンサルタントや業界特化型の求人サイトに集まる傾向も見られますので、ハローワークの求人だけを頼りにすると、好待遇案件見逃すリスクもあります。

ハローワークの情報を閲覧すること自体は良いのですが、同時進行コンサルタント求人サイトを使って転職活動を進めると安心です。

オンラインで情報検索してみましょう

ハローワークに登録されている情報は、インターネットサービスの求人情報検索を使って閲覧できます。 どんな案件があるのか気になったら、まずここを見てみましょう。

ハローワークのインターネットサービスにアクセスすると、「求人情報検索」の項目があります。求人情報の種類や就業希望都道府県を選択して検索すると、次に「詳細検索条件」画面が開くので、「仕事の内容」から職業分類の大分類「B専門的職業」、中分類「12医師、薬剤師」を入れて検索しましょう。

一部の企業の情報は登録者のみ閲覧可能となっていて、ハローワークに出向いて登録手続きをすませた人のみが見られる形式になっています。 登録はハローワークのサービスを受けるために必須の行程で、氏名など基本情報の他、希望就業形態や条件を所定のカードに記入して提出します。

利用時間内に施設に行く必要があります

情報閲覧自体はオンラインで好きなときにできるとしても、実際に紹介を受ける際にはハローワークの施設に足を運ぶ必要があります。

施設の営業時間も決まっているうえ、その場で応募に関する様々な作業をこなさなくてはなりませんので、多忙な薬剤師が使いやすいサービスとは言い切れません。 一方、転職会社を使って転職活動を行えば、エントリーすればその後の活動は転職コンサルタントがサポートしてくれ、求人の紹介や書類の添削、面接日程の調整などを随時行ってくれます。

スケジュールの調整おまかせで、よりストレスフリーに活動できます。 ただでさえ忙しい薬剤師の転職活動はスケジュール管理を徹底する必要があり、今の仕事がなおざりになっては社会人としての信用に関わります。

そもそも内緒で転職を検討している薬剤師だと、よりストレスに感じるでしょう。 ハローワークだとどうしてもお役所仕事的になってしまうため、民間会社のほうが使いやすいと感じ、転職会社を利用する方もいます。

実績ある転職サイトに登録しましょう

ハローワークを避けて転職サイトを使ったとしても、転職がうまくいかないこともあります。 転職サイトと一口に言ってもいろいろあって、案件数が少ない会社もあるためです。

薬剤師案件に慣れていない転職サイトに登録してしまうと結局良い仕事が見つからず、転職活動を長引かせる原因となります。 ハローワークにしても転職サイトにしても、情報を精査する工夫が必要で、加えて専門性を理解しより高く自分を評価してくれる転職会社にお願いするといい条件がつきやすくなります。

依頼先によって年収や待遇が大きく変わるケースもあるので、よく吟味してから行動しましょう。

ファルマスタッフの場合は、薬剤師転職の豊富なノウハウを持つコンサルタントが丁寧にアドバイスいたします。 高年収・好待遇の求人もご案内可能ですので、まずはお話だけでもお聞かせください。

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まとめ〜転職するときにハローワークを使うことは有効?

1.好待遇の案件を見逃すリスクがあります
ハローワークの情報だけを頼りに転職活動を進めると、条件が良い求人を見逃してしまうリスクがあります。 求人サイトにしか募集がない会社も多々あるので、情報を精査して比較しましょう。
2.オンラインで情報検索してみましょう
ハローワークにどんな求人があるか気になったら、オンラインの情報検索を使ってみましょう。 登録無しでも閲覧できる情報が載っているので、自分に役立つかどうかの参考となります。
3.利用時間内に施設に行く必要があります
情報はオンラインで確認できるにしても、紹介を受けるために施設に行く必要があり、多忙な薬剤師にとっては不便です。 在職中の転職活動をスムーズに進めたいなら、求人サイトをおすすめします。
4.実績ある転職サイトに登録しましょう
求人サイトの中には薬剤師案件が少ないものもあるため、登録先を精査します。 コンサルタントを介する場合は依頼する先で得られる待遇や条件が変わってくるため、慎重に検討しましょう。

ファルマラボ編集部

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記事掲載日: 2016/09/21

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