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  • 公開日:2016.11.24

転職するときの情報収集の手段にはどんなものがある?

薬剤師の転職事情

 

薬剤師の転職で情報収集する手段を見ていきます。転職する際の情報収集媒体を知って、薬剤師としてのキャリア作りに活かしましょう。

 

■情報収集手段には3種類あります

薬剤師の転職でよく使われる情報収集手段として、大きく3つの方法があります。まず転職サイトを活用する方法で、掲載されている情報の中から目ぼしい案件をピックアップして応募します。

次に候補になるのはハローワークを使った転職で、中小規模の薬局や病院へ転職を希望している薬剤師には便利です。

上記方法ではどうしても理想の案件が見つからない場合には、知人に求人紹介を受けて転職する方法もあります。元同僚や現職で付き合いがある薬局の人事担当者などに声をかけ、求人募集はないか聞きましょう。

どの方法が一番いいというものではなく、自分に合った進め方で情報収集していきます。

 

■薬剤師に強い転職サイトに登録します

薬剤師の転職でまず検討される方法は、サイトを通した情報収集かと思います。転職サイトに登録しないと閲覧できない非公開求人も多く、効率がいい情報収集手段として活用できます。

登録をすませると希望条件に合った案件をコンサルタント経由で紹介してもらうこともできて、理想に近い案件を探しやすいメリットがあります。転職コンサルタントは求人企業や病院などと実際にやり取りしていることが多く、求められる人物像について詳細な情報収集を進めています。

求人先の要望にマッチする可能性が高い人物から順番にコンタクトしていくので、良い結果につながりやすいところも特徴です。

たくさんある転職サイトの中からどこに登録するか迷ったら、案件数や実績で選びましょう。たくさんの案件が集まっていて転職成功実績が高いサイトほど信頼できるもので、転職活動をスムーズに進めるツールとして活用できます。

 

■ハローワーク独自の情報に注目しましょう

中小規模の薬局などは採用活動にあまりお金をかけられない傾向があり、ハローワークだけに情報を出していることがあります。転職サイトと違って無料で人材募集できるので、コストをおさえて必要な人材が集まるためです。

ハローワークではいい条件の求人は見つけにくいという印象を持っている方もいるかもしれませんが、情報収集の一貫として活用することで、穴場案件が探せるケースもあります。

なお、ハローワークの窓口担当者が薬剤師業界に精通していないと、思うような仕事が見つかりにくい難点があります。

希望業種や職種を細かく指定して、自分なりの評価基軸で案件を探す必要があるでしょう。希望するキャリアが明確で、自分自身が主導して仕事探しを進めることができる薬剤師にとっては便利な情報収集手段です。

ハローワークにはたくさんの相談員がいて、自分と相性が良い人にお世話になると、比較的スムーズに活動できます。転職活動にあたって、比較的時間的余裕がある薬剤師は、一度足を運んでみましょう。

 

■知人や元同僚から求人情報を聞き出します

薬剤師業界で長年働いていると病院や薬局にパイプができるもので、知人や元同僚から非公開求人を紹介されることもあります。公には人材募集を行っていない組織でも、人脈を活用した場合には上手に転職することができます。

転職についての情報収集の一貫として、周囲に案件紹介を打診するのも一案でしょう。

紹介を受けて転職する場合には、待遇や採用ポジションなど細かな条件を自分自身で確認する必要があります。入社後に「思っていた条件と違う」となったときでも、紹介者の立場を考えると、強く言えないところが気がかりです。

他の会社と同時進行で転職交渉を続けていて、より良い条件の求人が見つかった場合でも、後に引けないリスクもあります。

周囲の人からの情報収集だとスムーズに転職が決まる見込みがある反面、自分の要望を強く押し出すことができない状況も懸念されます。正規ルートでの転職活動にトライして、どうしてもだめだったときの奥の手と考えましょう。

 

■まとめ~転職するときの情報収集の手段にはどんなものがある?

1.情報収集手段には3種類あります

主な情報収集手段として、転職サイトを活用したりハローワークに行ったりする方法があります。知人や元同僚に話を通してもらって、採用担当者を紹介してもらう方法もあるでしょう。

 

2.薬剤師に強い転職サイトに登録します

転職サイトに登録する場合には、情報量が重要です。たくさんの情報を掲載していて薬剤師の転職実績が豊富なサイトは信用でき、効率的に情報収集できる可能性が高くなります。

 

3.ハローワーク独自の情報に注目しましょう

ハローワークには中小規模の薬局や病院の求人が集まりやすく、小規模な組織で落ち着いて働きたい薬剤師に適しています。窓口担当者の知見が乏しい場合はストレスになりますが、情報収集の一貫として検討できます。

 

4.知人や元同僚から求人情報を聞き出します

知人や元同僚からの紹介で求人が見つかることもあり、自分なりの人脈を活用して転職できます。他の案件と同時進行で転職交渉しにくいところが難点なので、よく考えてから紹介を受けましょう。

ファルマラボ編集部

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記事掲載日: 2016/11/24

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