薬局探訪
2019.12.04

株式会社ミック<薬剤師インタビュー>

株式会社ミック<薬剤師インタビュー>

人材開発部 大石涼子さん
イエロー・グリーン薬局かいせい店 薬局長 橋村佳那さん

株式会社ミック<薬剤師インタビュー>

「変わることに抵抗がない会社」。プロセスも重視するから、失敗を恐れず新しいことにチャレンジできる環境です。

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▲取材先:イエロー・グリーン薬局かいせい店

株式会社ミックは、名古屋市に本社を持ち、東日本・東海・関西に調剤薬局『エムハート薬局』を145店鋪※展開しています。クリニック門前がメインで、創業当初から地域密着にこだわり、医師と連携を図りつつ20年以上にわたってノウハウを積み重ねています。(※2019年11月現在)

社員が長く楽しく働けるように工夫し続ける株式会社ミック。一体、どんな社風?どんな制度があるのでしょうか?今回は、人材開発部の大石涼子さんとイエロー・グリーン薬局かいせい店の薬局長・橋村佳那さんにお話をお聞きしました。

クリニック門前を中心に145店舗を展開中


最初に会社の紹介をお願いします。

大石さん:名古屋市に本社を置き、145店舗を展開する調剤薬局です。以前は静岡を拠点に、『イエロー・グリーン薬局』を展開していましたが、M&Aによる事業拡大で店舗数が増えたことで、『エムハート薬局』にリブランディングを行いました。その中でかいせい店だけは、地域のみなさまの意見を重視し、イエロー・グリーン薬局の屋号を受け継いでいます。

薬局の特徴は、"クリニック門前"をメインに出店していることでしょうか。地域密着にこだわり、「まちの最初の健康相談窓口」になれるような薬局づくりを目指しています。そのため、長く地域に根差して働ける社員を求めており、この規模の会社にしては珍しく転居を伴う異動はありません。

ミックではどのような働き方をしている方が多いのでしょうか?

大石さん:正社員として、新卒で入社してから長く働いているスタッフが多いですね。キャリア採用も正社員がメインとなっています。もちろん、ライフスタイルに合わせて契約社員やパートとして働くスタッフもいますよ。一人ひとりに合わせた柔軟な働き方ができる環境です。また、現場にある程度の裁量権があり、スピード感をもって仕事ができるのも嬉しいポイントです。

成長を促すために新しいチャレンジができる機会を提供


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改めて、お二人の自己紹介をお願いします。

大石さん:本社の人材開発部で、新卒採用と中途採用の両方を担当しています。入社時は総務でシステムサポートなどを行っていました。

橋村さん:私は新卒で入社し、各店舗でのOJT研修を経て、イエロー・グリーン薬局かいせい店に配属されました。はじめのうちは分からないことも多く、先輩方に教わりながら現場のことを覚えていきました。経験を積んでいく中で、管理薬剤師を任せていただき、現在は薬局長として勤務しています。

日々、ご処方元からの信頼と患者さまからのご要望に応えることを第一に奮闘しています。当薬局に10年以上の歴史があるのも、多くの患者さまからの『ありがとう』に支えられたからこそだと考えています。

橋村さんがミックに入社を決めた理由について教えてください。

橋村さん:転職活動フェアというイベントに参加した時のことです。ミックのブースでは、社名を印刷したマシュマロを配っていたのが印象的でした。きっと社員の意見やアイデアが反映されやすい風通しの良い会社なのではないか、というイメージを抱きましたね。対応していただいたスタッフの方も清潔さがあり好印象でした。だから、どこに就職しようか考えた時、「ミックで働きたい」「ミックに貢献したい」と思い入社を決めました。

入社後の印象はいかがですか?

橋村さん:イメージ通り、風通しがよいクリーンな社風です。この社風を壊さないように、店舗では上長に意見を積極的に伝えられる雰囲気をつくるように努めています。スタッフが多い当店舗では、たくさんの意見を聞くことができる環境です。その一つひとつに耳を傾け、スタッフみんなで店舗をつくりあげることを大切にしています。だからこそ、日々スタッフ間のコミュニケーションは積極的に取るようにして、何かあれば小まめにミーティングを開きみんなで話し合って解決するようにしています。

スタッフの意見が通りやすい環境なのですね。他にはどんな特徴がありますか?

橋村さん:縦にも横にも意見が発信しやすいため、いろんな企画に参加しやすいのもミックの特徴ではないかと思います。会社も社員全員でつくりあげている感じがしますね。私も今年度は、中途社員の初期研修に携わる教育サポーターという企画に応募しました。今までの経験を、これからミック社員として頑張ってくれるスタッフに還元したい。そのためにも現場のことを知ってもらいたいと言う思いからです。今は、現場での薬剤師業務に加えて、本社での中途入社者研修にも参加しています。めまぐるしいスケジュールですが、新鮮な刺激を感じることができるので、充実した日々を過ごせていると思います。

大石さん:こうした背景には、基本的に転勤がない環境のため、マンネリ化することを防ぎたいという思いがあります。マンネリ化してしまうと成長も止まってしまうからです。積極的にプロジェクトを立ち上げることで、チャレンジの機会を増やしたい。実際に、社内では様々なプロジェクトや公募制度が動いています。例えば、当社で支給しているオリジナル白衣も、デザインや生地選びなどを経て形にしたのは公募で集まった社員自身です。

現場に裁量があり、積極的に地域貢献イベントを開催


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薬局での1日の仕事の流れを教えてください。

橋村さん:8時30分に出社し、9時までにスタッフとのミーティングを行っています。9時頃から13時頃までは、外来で訪れた患者さまの対応が基本となりますね。お昼休みは交代で取り、午後は在宅の患者さまにお薬を届けに行くようにしています。18時30分に外来受付を終えたら、薬歴を記入したり翌日の予製をしたりすることが多いです。残業は1日30分から1時間ほどでしょうか。1分ごとに残業代が支給されるクリーンな勤務体制だと思います。

かいせい店はどんな店舗ですか?特徴などはありますか?

橋村さん:多くの患者さまがご来局されるため、現在は7人の薬剤師と5人の事務員で業務にあたっています。診療科も多岐にわたり、幅広い処方箋にふれることが出来るのが特徴でしょうか。調剤室は機械化が進み、自動ピッキング機や監査システム『ATTELNO』を完備。多くの患者さまをお待たせすることなく、かつ安心・安全にお薬をお渡しできるように工夫しています。

他に、患者さまのためにどのようなことに取り組んでいますか。

橋村さん:イエロー・グリーン薬局をもっと知ってもらうために、年1-2回イベントを実施しています。小学生向けのこども調剤体験や大人向けの無料健康セルフチェックなど、薬剤師や薬のことを楽しみながら知ってもらう機会を設けています。ほかにも、お薬相談をはじめ、血圧計や補聴器の相談なども随時実施しています。こうした取り組みを通じて、『困ったときはイエローさんに』と想起していただける患者さまを増やしていきたいですね。

在宅医療などは、どのような取り組みをされていますか。

橋村さん:ご処方元が駅から離れていることもあり、なかなかお越しいただけない患者さまも多くいらっしゃるので、在宅医療にも力を入れています。実際にご自宅に伺い、患者さまのご様子を拝見させていただきながらお薬をお渡しする。様々なご要望にも対応するようにしています。


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▲かいせい店の調剤室


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▲自動ピッキングシステム


多様な活躍の場を用意!新しい部署の設立にも携われる


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入社後は、どのようなキャリアを歩むことができるのですか?

大石さん:新卒の場合、研修を経て店舗に配属となります。薬剤師としてのスキルを身につけた後に、管理薬剤師や薬局長といったマネジメントの道に進むのが一般的ですね。研修の内容に差異はありますが、中途の場合も同様のステップです。他にも、多様な活躍の場があります。橋村のように社員教育に携わる薬剤師もいれば、在宅推進をはじめ監査や企画などに携わる薬剤師もいます。手を上げれば、様々なチャレンジができるんですよ。

また、「スペシャリスト」というポジションもあります。店舗だけでなくエリア全体で活かせるスキルをもつ薬剤師が、面接・筆記・プレゼンなどの試験に通ると、スペシャリストに任用されます。MR出身者であれば『在宅獲得』、効率化にこだわる社員であれば『業務効率化』など、様々な得意分野を活かして多くのスペシャリストが活動しています。スペシャリストとしての成果はボーナスに反映されるので、本人のモチベーションも高いですね。大きな成果を出せば、新部署を設立することもできるので、ぜひ挑戦してほしいと考えています。

このように、トップダウンではなく、現場からアイデアが生まれる環境が特徴です。キャリアの浅い社員でも提案がしやすい社風と言えるのではないでしょうか。地域貢献として、薬局にできることはまだまだあるので、たくさんのアイデアが現場から生まれると嬉しいですね。

チャンスの多い環境なのですね。ちなみに、教育や研修はいかがでしょうか。

大石さん:新卒入社の場合は、3か月間座学研修と店舗研修を交互に受けて本配属となります。以降も、3年間で薬剤師の基礎から薬局長を目指せるレベルまでのスキルを身につけるための研修を受けていただきます。その後は、「マネジメントを学ぶ研修」や「薬局長向けのコーチング研修」など、進むキャリアに合わせて研修を受けていただくことが多いですね。

中途入社の方には、オーダーメイド研修をご用意しています。入社時にチェックリスト方式のスキルチェックを行い、前職でのご経験やお持ちのスキルに合わせた研修を受けていただきます。コースは大きく分けて3つあり、【1:保険調剤薬局の経験者向け】【2:病院薬剤部の経験者向け】【3:調剤未経験者向け】です。また、薬局では珍しいと思いますが、実務的なOJT研修の前に座学研修も行いますので、安心して業務に入っていただくことができます。

福利厚生やサポート体制などはございますか?

大石さん:借り上げ社宅制度がとても好評です。お好きな物件を選んでいただき、ミック名義で法人契約するので敷金・礼金は会社負担。家賃の85%分の補助もあるため、自己負担は家賃の15%のみ。引越サービスも用意していますし、家賃手当の支給より税制面のメリットも大きいです。ミックの場合、原則転居を伴う転勤はないので、希望のエリアでコストをかけずに一人暮らしができるおすすめの制度です。

産休・育休制度も充実させています。常時40名は育休を取っており、育休後はほとんどが復職していますね。正社員のままライフスタイルに合わせて、6時間~7時間半の時短勤務を選択できます。もちろん、パート・アルバイトへの切り替えも柔軟に対応しますよ。

採用活動はどのようになさっていますか。

大石さん:中途採用の場合は、産休や育休による欠員や業務拡大による増員など、募集する理由によってどのような人材を採用するかを決めています。紹介会社様に候補者を紹介いただき、当社のニーズに合う方には面接を打診する流れです。面接は、人事担当者と支店長をはじめ、採用予定の店舗や部署責任者が行います。

「御社が求める人材像」や「御社に合う人材像」を教えてください。

大石さん:社員や店舗に裁量権があり、自主性を大切にする社風です。創意工夫を楽しめる方なら、ミックの社風にマッチして楽しく働けると思います。会社はこれからもっと成長するので、自分たちの力でよりよく会社を変えていきたいと思う方にぜひご活躍いただきたいです。

プロセスも評価されるから失敗を恐れずチャレンジできる


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これからどのような薬剤師が求められてくると思いますか。

橋村さん:人と関わることが好きな薬剤師です。「コミュニケーション力」の中でも、話すことより聞くことが重要になってくるのではないでしょうか。さらには、患者さまの視線や動き、表情などに気を配れることも大切です。患者さまが言葉にしない・言葉に出来ない要望にも応えられる薬剤師が求められるようになると思います。

キャッチフレーズを教えてください(貴社を一言で表すと?)

大石さん:『変わっていくことに抵抗がない会社』でしょうか。常に新しいチャレンジを続ける会社です。

橋村さん:そうですね。さらに言うと、結果だけでなくプロセスも見てくれるので、『失敗を恐れずにチャンレジできる会社』とも言えます。だからこそ、入社以降に管理薬剤師になり、薬局長や教育担当者といった経験を積むことが出来ていると思います。やりたいことが出来る、それをしっかりと評価してもらえるのが嬉しいです。

最後に、転職・入社をご希望の方へのメッセージをお願いします。

大石さん:これからも地域に貢献する薬局を目指していきます。人事としては、入社していただいた方が長く楽しく働ける環境を整えていきたいですね。地域医療との連携を強化し、地域に根ざした薬局で仕事をしたい方の応募をお待ちしています。

橋村さん:「チャレンジしたい」と意欲ある方がチャンスに恵まれる会社です。入社後のサポート体制も整っているので、「馴染めるか」「活躍できるか」と心配する必要はありません。先輩がサポートしたりチームで達成を目指したりと、チームワークを意識した店舗運営を行っています。孤独を感じることなく安心して働ける環境です。


取材者後記


「将来的には研修など教育に関連する仕事をしていきたいですね」と仰る橋村さん。薬局長としてスタッフたちを導きつつ、自身が興味ある道を進んでいきたいと意欲的なお話を伺うことができました。橋村さんのように、やりたいことを叶えている薬剤師が多い株式会社ミック様。『○○したい』という目標がある方にピッタリの環境ではないかと感じた取材でした。


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記事掲載日: 2019/12/04

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