転職前の職場見学ではどこに注意をして見れば良い?


薬剤師の転職事情

 

薬剤師の転職活動で職場見学するときにどんなところを意識したらいいのか、転職を検討している薬剤師さんに知ってほしい職場見学のポイントを紹介します。

 

■職場の雰囲気を確認しましょう

年収や任されるポジションなど待遇に関する内容は現地に行かなくてもわかりますが、条件だけで決めた転職は長続きしないことも多いです。「水が合う」という言葉がありますが、考え方が異なる人たちとうまくやっていくことはできないので、転職前の見極めが重要です。

転職してすぐ離職となると薬剤師としての長期的なキャリアにも支障が出やすいので、事前の情報収集を徹底してミスマッチを防ぎましょう。求人情報を吟味してじっくり転職を決めたはずなのにミスマッチが起こってしまうのは、想像した職場環境と実情とのギャップが原因と言われています。

人間関係や社風については職場見学という形で直接自分が現地に足を運ばないとわからないことが多く、イメージだけで決めてしまうと後悔する結果になります。

 

■患者様への接し方を見てください

どんなに条件がいい職場でも患者様に対する対応がいい加減だとトラブルに発展しやすく、薬剤師としての仕事にも支障が出ます。職場見学した際、患者様が来店されたときに明るく挨拶できているか、お薬の渡し方は雑ではないかなど、最低限守りたいマナーがしっかりできていることを確認しましょう。

患者様への接し方に人間性が表れるもので、基本的な業務がしっかりできていないようだと、職場の雰囲気が悪くなります。病院と薬局の関係も変わってきて生き残りが難しくなっている現状で、一人ひとりの薬剤師のあり方が将来を左右するポイントとされます。

どんなに素晴らしい企業理念を掲げていても実際に働く薬剤師さんのマナーが悪いようだと、良い職場とは言えません。患者様との関係が悪いと職場の雰囲気がギスギスして、同じ空間にいること自体がストレスになってきます。自分の理想の薬剤師像をはっきりさせて、転職先とのマッチングを確かめる視点も重要でしょう。

 

■調剤室の作業環境を確かめましょう

電子薬歴システムやレセコンなど使用設備も見ておきたいポイントで、スムーズに業務が進むように必要なマシンが整備されているかを確かめると安心です。採用ホームページで最新機器が紹介されているドラッグストアや薬局でも、全ての支店が同様の環境とは限りません。希望エリアの店舗に足を運び、設備を確かめると安心でしょう。

配属先がどこになるのか決まっていない場合には、複数店舗を見学したり他の店舗の設備について質問したり、実際に働く環境を確かめます。使い慣れた設備と大きく異なる場合には、操作方法を覚え直す大変さを想定します。

十分な設備がない環境だと作業負担が重くなって、患者様にもストレスがかかります。素早く正確に作業するのも難しい設備だと調剤ミスが起こりやすく、薬剤師にとって理想的な環境とは言えません。転職後に「こんなはずでは」とならないように、職場見学で調剤ルームをチェックしてどんなマシンを使っているか確かめましょう。

 

■働いている薬剤師と話す時間をもらいます

職場見学にせっかく行くのだから現場で働くスタッフと面談する時間をもらうと、より雰囲気がわかります。面接担当者や人事担当者の話と異なるところはないか仕事の内容や職場の雰囲気をじっくり聞いて、考えていた内容とギャップがないか確かめましょう

踏み込んだところまでは気後れして聞きにくい状況でも、相手の話しぶりや表情から何となく読み取れるものがあるはずです。不安に感じるところがあれば一旦転職を見送って、ゆっくりと考え直すのも一案でしょう。無理に自分を納得させて転職しても知らず知らずのうちにストレスがかかり、心身ともに負担になります。

組織に対する気持ちは第三者から見ればすぐにわかるものなので、帰属意識が把握できます。先輩薬剤師さんが会社に対する不満や人間関係のストレスを抱えている状態では将来のほころびが出やすく、自分が同じことで悩む心配はないのか、客観的に判断しましょう。

 

■(まとめ)転職前の職場見学ではどこに注意をして見れば良い?

1.職場の雰囲気を確認しましょう

一緒に働く薬剤師さんの人間性や薬局の雰囲気など、求人情報だけではわからない内容を確認します。水が合う転職先を探すことが薬剤師としての安定キャリアにつながるので、事前の職場見学は重要です。

2.患者様への接し方を見てください

調剤薬局やドラッグストアを見学するなら、患者様への接し方を確認しましょう。一人ひとりと向き合い丁寧にサポートする基本的なマナーができているか見ていくと、薬剤師さんの人間性がわかります。

3.調剤室の作業環境を確かめましょう

調剤室の作業環境も重要なチェックポイントの一つで、スムーズに仕事ができる状態になっているか確かめましょう。大手ドラッグストアや薬局の求人だと基幹店舗の見学とされるケースもあるので、実際に勤務する支店が同じ環境か聞いておきます。

4.働いている薬剤師と話す時間をもらいます

薬剤師さんの人となりを調べるなら、実際に話をする時間をとってもらうと安心です。会話をする中で一緒に働いたときにうまくやっていけそうか、性格は合うかなどを見ていきます。

 

記事掲載日: 2018/02/22
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