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  • 公開日:2019.10.30

転職前にチェック!高収入な薬剤師求人の落とし穴

転職前にチェック!高収入な薬剤師求人の落とし穴

「薬剤師は高給取りである」と言われることもありますが、実際は職場によってそれぞれです。とは言え、仕事内容に大きな違いはなく、同じ仕事をするなら給与が高い方がいいと思う薬剤師も少なくないでしょう。しかし、給与だけに気を取られてしまうと、働きはじめてから理想と現実の違いに悩まされることも...

そこで今回、【高収入求人の落とし穴】を解説!高収入かつ好条件な職場の見極め方などもお伝えしますので、ぜひ転職活動にお役立てください。

薬剤師の高収入求人はどのくらいあるの?

調剤薬局やドラッグストアで働く薬剤師の仕事内容は、どこの職場でも殆ど同じ。企業や店舗ごとに独自の取り組みを行っている場合もありますが、調剤など基本業務は変わりません。それならば、より高いお給料がもらえる職場を望む方も多いのではないでしょうか。

薬剤師の平均年収は543.8万円(平成29年度)。職種問わず全給与所得者の平均年収432万円と比べると、非常に高水準です。実際に求人を見ても、年収600万円を超える求人は数多くあり、年収800万円から1000万円を超える高額求人も存在します

たとえば、薬剤師に特化した転職支援サービス・ファルマスタッフには『全国の高収入求人特集』があり、1万2000件を超える求人を紹介しています(2019年10月時点)。つまり、高収入求人は稀なケースではなく、薬剤師ならば高年収の実現も不可能ではないのです。

転職を通して年収アップを実現するには

高収入のイメージ

薬剤師が収入アップを目指して転職を考えた時。どんな選択をして、どんな活動をすればよいのでしょうか?転職というタイミングだからこそのポイントをお伝えします。

中途採用は収入アップのチャンス!

資格職である薬剤師は貴重な存在です。仕事を求める薬剤師よりも薬剤師を求める企業が多い売り手市場が長年続いていることもあり、「条件にこだわり過ぎなければすぐに転職できる」といった風潮が薬剤師業界には少なからずあります。だからこそ、企業はより良い人材の獲得に向けて、高い給与や手厚い制度などを提示しているのです。

とくに人材不足に悩む職場は、即戦力となる経験者を求めて高い給与を提示している場合があります。そうした求人に応募できる中途採用は収入アップのチャンスと言えるでしょう!

管理薬剤師など管理職募集が狙い目

高額求人の中には、「管理薬剤師」や「エリアマネージャー」などを募集するものもあります。これらの管理職は、一般薬剤師よりも責任が大きい仕事を任される立場です。部下の育成や管理をはじめ、店舗売上の向上や管理なども求められるでしょう。調剤などの基本業務がつつがなくできることは当たり前。ワンランク上の活躍を期待されています。

だからこそ、十分なコミュニケーション能力や管理能力が求められ、適した人材からの応募を集めるためも高給与が設定されているのです。

転職サービスを利用し希少案件をゲット

今よりも高収入を目指すのであれば、"情報に精通したプロ"に相談することが成功への近道と言えるでしょう。大切なのは、どの転職コンサルタントに相談するかということ。高収入求人の数だけでなく、経験豊富なコンサルタントが相談に応えてくれる転職サービスを選びましょう。中には、非公開の高収入求人を紹介してくれる場合もあります。

十分な情報収集を行わず、転職したものの想像よりも収入が上がらなかった...。と言ったことのないようにプロの力を借りましょう。

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<要チェック>高収入案件の落とし穴!?

高収入に惹かれて転職したものの、「実はとてつもなくハードな職場だった!」なんてことにもなりかねません。転職後に落とし穴に気づいて途方に暮れる...。そうならないように、次のようなワケあり案件ではないかどうか確認しましょう。

一人薬剤師体制で休みがとれない

給与が標準よりも高い場合は、「早く採用したい」「必ず充足させたい」という企業側の考えによるものかもしれません。その場合に考えられるのが、「一人薬剤師の薬局」です。薬剤師が辞めてしまうと薬局は開局できません。薬局を運営し続けるためにも、一刻も早く薬剤師が必要で、高給与を提示している場合があります。一人薬剤師ではなくても、業務量に対して薬剤師が少ないケースもあるので注意しましょう。あなたにとって負担にならない業務量なのか、事前によく確認してください。

立地が悪く通勤に時間がかかる

「自動車を運転しないと通勤できない」「公共交通機関はあっても本数が少ない」などの理由で人が集まらない地域の薬局は、給与が高く設定されていることもあります。「少し遠いくらいかな」と思っても、毎日続けるとなると苦痛に感じてしまうでしょう。応募する前に、ドアtoドアの通勤時間はどのくらいか、十分にシミュレーションすることをおすすめします。通勤時間と通いやすさは軽視せずに、無理のない範囲で決めることが大切です。

定着率が悪く社員が辞めてしまう

高収入求人の裏には、定着率の悪さが関係していることもあります。「ヘルプ体制が整っておらず休みが取りづらい」「システム化が遅れていて業務効率化が図れていない」など何かしら問題が隠れていることがほとんどです。もちろん、不満を理由にした欠員とは限りません。社員の結婚・出産が重なったため、将来的な店舗展開に向けた体制強化のため、といったことが背景にある場合もあります。人の背景など聞きづらいことは、転職コンサルタントを通して確認してもらうのが良いでしょう。

▼関連記事はコチラ>Vol.5 給与が高い求人の3つの落とし穴

好条件な職場を見極める3つのポイント

薬剤師が高収入の案件を見極めるポイント

では、高収入かつ好条件な職場を見つけるには、どういったことに気をつければ良いのでしょうか?具体的なポイントについてご紹介します。

<ポイント1>薬剤師数などの体制を把握する

薬剤師数などスタッフの人数を把握しましょう。処方箋枚数あたりの人数が少ないと、一人あたりの負荷が大きくなる傾向があるので注意が必要です。薬剤師が多くても事務スタッフが少なければ、受付入力やレセプト処理など本業以外に時間がかかる場合もあるでしょう。

とくに高収入案件で注意したいのが、一人薬剤師のケース。やりがいはありますが、一人で抱える仕事の責任や負担はどうしても大きくなってしまいます。一人薬剤師案件に応募する場合は、フォロー体制が整っているかどうかを確認しましょう

<ポイント2>業務量や残業時間を確認する

落ち着いた雰囲気の薬局でも、蓋を開けたら多忙な薬局だった...ということはよくあります。とくに最近は、在宅医療に力を入れている薬局が多く、外来の処方箋枚数だけでは業務量が見えないことがあるので要注意。外来の対応を終えた後に、在宅訪問の調剤などを行うため残業続きなんてこともあるでしょう。月の平均残業時間を確認し、日々の忙しさや負担の大きさなどを予測することをおすすめします

<ポイント3>なぜ高収入か理由を確認する

「人手不足だから」「管理職が退職予定だから」など高収入な理由は様々です。事前によく確認し、自身に負担の少ない職場への転職を目指しましょう。とは言え、なかなか聞き辛かったり、教えてもらえなかったりすることも。そんな時こそ、転職コンサルタントを頼りにすることをおすすめします。自分ではなかなか聞けないことは転職コンサルタントを通して確認し、疑問を解消してから就職を決めましょう

十分な情報収集で、自分に合った職場か見極めよう

高収入求人の落とし穴についてご紹介しました。今まで悩んでいたことは解決できましたでしょうか? 薬局や案件ごとに高収入の理由は異なるので、十分に情報収集をした上で転職するかどうか検討することが大切です。情報収集は一人で行うよりも、その道のプロに頼る方が確実ですので、ぜひ転職コンサルタントを活用してください。

また、「長く続けられそうか」「無理のない環境か」をきちんと見極めることも大切。高収入案件が魅力的ですから、積極的にチャレンジしてみてくださいね。

ファルマラボ編集部

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記事掲載日: 2019/10/30

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