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  • 公開日:2010.09.28

《話題のニュース》 "未病ファーマシスト"と呼ばれる薬剤師

薬剤師の皆さん、こんにちは。
「未病ファーマシスト」
という言葉を、最近ちらほら見かけるようになってきました。

まず未病とは、健康と病気の間(日本未病システム学会)とされており、
未病の理解がセルフメディケーションの指導につながるとされています。

薬局はセルフメディケーションする人がOTCを買いにくるところではなく、
積極的にセルフメディケーションに介入して実践していく場です。
ご存知の通り、薬局には自覚症状の有無に関わらず様々な未病の方が来局します。

そうなると、未病と健康の間の境界線はもちろんのこと、どこまでが未病で
どこからが病院へ行かなければいけないのか、そういった臨床医学的知識が必要になります。
「ここまではOTC薬で対応が出来て、
こういう自覚症状が出た場合はクリニック・病院を紹介します」

というところまでは必要ではないでしょうか。

OTC薬と処方薬の切り替え時期、これを正しく知って来局者に伝えることができれば
信用が得られます。
薬局側が紹介状を積極的に書いて患者さんをクリニックに紹介すれば、
ほとんどの患者さんが処方箋を持って戻って来るでしょう。
そうすることで臨床データも溜りますし、薬局の売上も上がります。

これからは、「未病ファーマシスト」と呼ばれる薬剤師さんが増えるかも知れませんね!

ファルマラボ編集部

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記事掲載日: 2010/09/28

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