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バルプロ酸ナトリウム徐放錠Bは、「セレニカR錠」を指します。 また、バルプロ酸ナトリウム徐放錠Bは、バルプロ酸ナトリウム徐放錠(2)と表記される場合があります。 セレニカR錠にはジェネリック医薬品(以下、GE)が存在しないため、通常は一般名で処方されません。 ただし、医療機関のレセコンの仕様によっては、一般名で処方される場合があります。 一方、デパケンR錠の一般名は「バルプロ酸ナトリウム徐放錠A」または「バルプロ酸ナトリウム徐放錠(1)」と表記される場合があります。 重要な注意点として、処方せんに「バルプロ酸ナトリウム徐放錠200mg」のみが記載されている場合は、デパケンR錠200mgとセレニカR錠200mgのどちらで調剤すべきか判断できません。そのため、疑義照会が必要です。 両剤はいずれも先発品ですが、併売品ではないため、薬剤師の判断で変更できません。 両剤の一般名は同じ「バルプロ酸ナトリウム徐放錠」であり、効能又は効果も同一です。 しかし、用法に明確な違いがあります。デパケンR錠は1日1〜2回投与であるのに対し、セレニカR錠は1日1回投与です。こうした用法の違いは血中濃度の差異に起因しています。 そのため、1日2回で処方された場合、その用法が承認されているデパケンR錠(またはGE)で調剤すればよいと考えられます。一方で、1日1回で処方された場合は、両剤ともその用法が認められているため、判断がつきません。 参考として、下記にバルプロ酸ナトリウムを含む薬を、一般名と用法でまとめました。調剤時の誤りにご注意ください。 【般】バルプロ酸ナトリウム錠100mg/200mg ■用法:1日2~3回 【般】バルプロ酸ナトリウム徐放錠100mg ■用法:1日1~2回 【般】バルプロ酸ナトリウム徐放錠200mg ■用法:1日1回 【般】バルプロ酸ナトリウム徐放錠200mg ■用法:1日2回 【般】バルプロ酸ナトリウム徐放錠400mg ■用法:1日1回 処方監査・服薬指導のPOINT「【般】バルプロ酸ナトリウム徐放錠200mg:1日1回投与」の処方せんを新規で調剤する場合は、少しでも不安があれば疑義照会を行います。調剤事故・過誤を防ぐため、必要な対策を取ることが重要です。 また、過去に服用歴があるかどうかは、お薬手帳やマイナ情報から判断できる場合があります。そのため、患者さまの服薬状況を確認することを心がけます。 |

Q |
溶け方の違いでAとBに区別されるようになったバルプロ酸ナトリウム徐放錠ですが、【般】バルプロ酸ナトリウム徐放錠Bに該当する薬はどれでしょうか? |
掲載日: 2026/04/06
※医薬品情報は掲載日時点の情報となります
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