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2016.09.28

一般的な薬剤師の転職回数とは?

周囲と比較して自分の転職回数が多すぎないか、不安を感じることはないでしょうか。薬剤師の転職回数と影響について、一般的なサラリーマンと比較しつつ見ていきます。

転職回数2回以上の薬剤師も多い

薬剤師の転職回数は全体的に一般的なサラリーマンより多めになる傾向がありますが、それでも転職回数の多さが転職活動の進めやすさに影響を及ぼすことに変わりはありません。

コストをかけて採用活動する企業にとっては雇った人材がすぐに辞めてしまうのはリスクであり、転職回数が多いと「またすぐに辞めてしまうのではないか」と警戒される傾向があります。 同じスキルを持った人を比較したときにどちらを選ぶか迷ったら、転職回数が少ないほうを選びます。

転職回数の虚偽記載は許されることではなく、応募書類に明記する必要があります。 悪意がある場合は採用取り消しとなることもある、正確に申告すべき重要な情報です。

転職回数が増えてしまったという方は正当な理由を説明できるよう、前もって準備しておきましょう。

3年に1度は転職する傾向がある

薬剤師の平均在職年数は3年程度とも言われていて、3年に1度は転職していることになります。

一般的なサラリーマンと比較して明らかに回数が多くなるのには専門職特有の事情があり、よりスキルにマッチした仕事を追い求めるあり方が読み取れます。

採用活動をする企業もある程度は理解しているので、転職回数が多いことだけを理由に見送りという結果にはなりにくいですが、心象には響きます。

特にこれといった理由もなく転職を繰り返している場合は回数以上に問題で、キャリアに影響するリスクがあります。 キャリアの一貫性がないと専門的なスキルを培いにくく、転職先で応用できるようなノウハウが蓄積されないためです。

薬剤師として働き始めてすぐの20代に、理想の職場が分からずに転職を繰り返してしまった場合でも、30代になってある程度腰を据えて働いたキャリアがあれば大丈夫です。

増えてしまった転職回数を減らすことはできませんが、ネックになりやすいポイントをカバーすべく、今後の対策を考えましょう。

高い専門性があれば回数は問われない

転職回数が問題視されないケースとして、特定の分野で豊富な知識と経験を積んだ人材があげられます。 優秀な人材はヘッドハンティングなど引き抜きを受けることもあり、引く手あまたの状況ならば、自然と転職回数が増えてしまうのも当然と言えるためです。 どうしても相手がほしいスキルを持っている薬剤師なら、両手をあげて歓迎されます。

知識や経験がまだ周囲と差別化できるほど豊富ではないような場合でも、転職する度により専門性の高い職場へと進んでおり、積んできたキャリアの方向性に一貫性が見られる場合もスキルアップに対する意欲を評価される場合があり、転職回数の多さが問題視されにくくなります。

職業柄による転職回数の増加については採用担当者もわかっているので、書類を見た段階で理解してもらえるでしょう。 転職回数が増えてしまうことに納得がいく状況なら、面接で追及されることもありません。

薬剤師特有の転職事情は、諸外国の転職文化にも似ています。 優秀な人材は一カ所にとどまらないのが当たり前と考えて、新しいフィールドに果敢にチャレンジしていくイメージです。

転職する前に一歩引いて考える

闇雲に転職回数を増やさないためには、次に面接を受けると仮定して今回の転職をどのように説明するか考えてみましょう。 「誰が聞いても納得できる」と自信を持って言えるようならゴーサイン、「今ひとつ説得力にかける」と感じるようなら見送る判断が適切です。

面接で聞かれやすい例として「元の職場でその希望は叶えられなかったのですか」という質問があり、同じことを自問自答してみるとわかります。 今いる職場で目的達成できるようなら、転職するタイミングとは言えません。

薬剤師業界はせまいので悪いうわさはすぐに広がる傾向があり、闇雲に転職を繰り返すと自分の首をしめていきます転職履歴は薬剤師として働く限り一生ついてくるものなので、よく考えたうえで、後悔しない判断をしてください。

まとめ〜一般的な薬剤師の転職回数とは?

1.転職回数2回以上の薬剤師も多い
薬剤師は一般的な会社員より転職が多い職業で、2回以上経験している人がたくさんいます。 ただ、どうしても面接でネックになるものなので、よく考えてから転職しましょう。 また、虚偽の申告は倫理的な観点からも絶対に避けてください。
2.3年に1度は転職する傾向がある
頻度にすると3年に1度は転職するものとも言われていて、高頻度で職場を変える人が見られます。 20代で無計画な転職を繰り返してしまったと自覚があれば、その後は落ち着いたキャリアを作ることでカバーしましょう。
3.高い専門性があれば回数は問われない
回数が問題視されないケースとして、専門性の高いスキルを積んできた薬剤師の転職が挙げられます。 どうしても相手が欲しいスキルを持っている場合、回数は度外視して優遇される傾向があり、転職頻度を問われません。
4.転職する前に一歩引いて考える
回数を闇雲に増やさないため、今回の転職を次回の転職でどう説明するか考えてみましょう。 説得力に欠ける説明しかできないようであれば、会社に留まる決断もできるはずです。
記事掲載日: 2016/09/28

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