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精製ヒアルロン酸ナトリウム点眼液とジクアホソルナトリウム点眼液を併用する場合、ジクアホソルナトリウム点眼液を先に点眼するのが望ましいという考え方があります。※1 精製ヒアルロン酸ナトリウム点眼液は眼球の表面にあるムチンと相互に作用することで、粘膜付着を高め、眼球の表面に長時間保たれることで涙液の安定化作用に寄与します。 一方、ジクアホソルナトリウム点眼液はP2Y2受容体に薬理作用として、結膜上皮細胞から水分と、結膜杯細胞からムチンを分泌させる作用を示すことが知られています。 先にジクアホソルナトリウム点眼液を点眼して眼表面の水分・ムチンの分泌を促した後に、精製ヒアルロン酸ナトリウム点眼液を点眼することで、ヒアルロン酸ナトリウムの粘膜付着性が発揮されやすくなると言われています。 安定した涙液層を形成するために、作用機序上、こうした順序が望ましいと考えられています。 一方、精製ヒアルロン酸ナトリウム点眼液以外の水溶性点眼液とジクアホソルナトリウム点眼液を併用する場合は、一例として、ジクアホソルナトリウム点眼液を後に点眼する順序も考えられます。※2 ジクアホソルナトリウム点眼液を先に点眼すると、その涙液分泌促進作用によって後から点眼する薬液が希釈される可能性があります。 (※1:これらの点眼順序は薬理学的な作用機序に基づいた目安であり、臨床的な検討によってその優位性が直接検証されたものではないため、順序による効果の差が明確に示されているわけではありません) (※2:留意点:ジクアホソルナトリウム点眼液による眼刺激が感じられた場合、ヒアルロン酸ナトリウム点眼液を先にさしてから、ジクアホソルナトリウム点眼液を点眼することも選択肢となります) 処方監査・服薬指導のPOINTヒアルロン酸ナトリウム点眼液とジクアホソルナトリウム点眼液の併用点眼を指導する時は、まず点眼方法について医師から指導を受けているか確認します。 医師から個別の指示がある場合は、その指示を優先してください。 特に指示を受けていない場合は、一般的な目安として、ジクアホソルナトリウム点眼液を先に点眼し、5分以上間隔をあけてからヒアルロン酸ナトリウム点眼液を点眼するように伝えましょう。 |

Q |
ドライアイ治療薬のジクアス点眼液(ジクアホソルナトリウム点眼液)と併用する場合、ジクアス点眼液を先に点眼することが望ましいと考えられる点眼液はどれでしょうか? |
掲載日: 2026/04/30
※医薬品情報は掲載日時点の情報となります
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