Q

口内炎に半夏瀉心湯でうがい?

A

半夏瀉心湯を含嗽(がんそう)、もしくは直接塗布する方法で、抗がん剤による口内炎に効果があったという報告があります。

これは半夏瀉心湯の持つ、炎症部位におけるプロスタグランジンE2の誘導の抑制、抗菌作用(構成生薬である黄連の主要成分であるベルベリンによる)によるものと考えられます。
本来は内服するものですが、含嗽(がんそう)、直接塗布することで、急速に痛みを軽減させることが期待できます。 予防効果を目的に50ml程度の湯に溶解し、数回に分けて口腔に含んでもらい1回5秒程度ゆすぎ、吐き出すというような使い方もされます。
掲載日: 2012/08/09
※医薬品情報は掲載日時点の情報となります

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