Q

心療内科からワイパックス錠が不安発作時に舌下投与。本当に効果はあるの?

A

『パニック障害や不安障害の不安発作』に対して、SSRIの継続服用と併用して屯服(発作時の舌下投与)処方されるケースもあります。

ワイパックスを舌下投与した場合、唾液のみで容易に溶け、舌下からの吸収も早く、速やかに抗不安作用を現すとの報告もあり、さらに海外では内服錠のほか、舌下錠、凍結乾燥内服錠、注射剤が使用されています。現在、日本では内服錠しか発売されておらず、発作時に十分対応できていないため内服錠を舌下投与する試みが行われています。

さらに、屯服という服用方法は患者さんにとっても「発作がきてもすぐに対応できる」、「自分で対応できる」、「いつでも服用できる」という安心感にもつながります。

ただし、保険適応外ですので疑義照会が必要です。

更新日:2018/12/1

 

掲載日: 2013/04/05
※医薬品情報は掲載日時点の情報となります

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