服薬指導に活かす医薬品情報

点眼薬の順番について

Q

緑内障などで点眼が併用されるケースで通常液→懸濁液→ゲルの順にさすと効果的と言われていますが、5分以上あければあまり効果に影響はないため、順番は重要ではないと聞きました。実際はどうなのでしょうか?

A

一般的に複数の点眼薬を使用する場合、それぞれ5分程度の時間が必要だといわれています。これは、涙液が入れ替わるのに5分程度の時間が必要だといわれているからです。ただし、ゲル製剤の場合は10分程度の間隔をあけて次の点眼を行う必要があります。 ゲル製剤を最初あるいは途中に点眼すると時間がかかるため、コンプライアンスの低下が起こる可能性があります。 順番を決めてもらった方が点眼し忘れがなく喜ばれる方もいらっしゃるので、ひとまずは順番を伝え、もし順番通りが面倒だと言われる患者さまがいらっしゃったら「ゲル製剤を最後に!」と指示をして、5分ずつ空けて点眼するように服薬指導を行うと良いと考えます。
掲載日: 2009/10/24
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