リフヌア錠45mg(一般名:ゲーファピキサントクエン酸塩)
ここがポイント!
Q |
【何のお薬?処方目的は?】 |
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A |
リフヌア錠は、世界で初めて承認された選択的P2X3受容体拮抗薬です。 ATPは炎症条件下で気道粘膜細胞から放出され、P2X3受容体へ結合します。 適応症は「難治性の慢性咳嗽」です。 咳嗽は発症からの期間により、急性咳嗽(3週間未満)、遷延性咳嗽(3週間以上8週間未満)、慢性咳嗽(8週間以上)に分類されます。 急性咳嗽の原因の多くは気道感染症ですが、慢性咳嗽では、感染症以外の原因であることが多くなります。原因の治療を行っても咳が続く状態、もしくは長引く咳の原因が分からない状態を「難治性の慢性咳嗽」といいます。 体力を消耗する、人目が気になる、眠れない、仕事や家事に集中できないなど様々な困りごとにつながることがあります。 なお、難治性の慢性咳嗽の病態として「咳過敏症候群(CHS:cough hypersensitivity syndrome)」という新しい概念も提唱されています。「低レベルの温度・機械的・化学的刺激を契機に生じる難治性の咳を呈する臨床的症候群」と定義されます。 遷延性・慢性咳嗽の各原因疾患に特徴的(特異的)な病歴
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Q |
【用法・用量は?】 |
A |
通常、1回45mgを1日2回経口投与します。食事とは関係なく投与可能です。 |
Q |
【使用上の注意点は?】 |
A |
スルホンアミド系薬剤(グリメピリド、トリクロルメチアジドなど)に過敏症の既往歴のある患者は、交叉過敏症があらわれる可能性があるため注意が必要です。 重度腎機能障害(eGFR 30mL/min/1.73㎡未満)で透析を必要としない患者は、1回45mgを1日1回投与とします。 |
Q |
【主な副作用は?】 |
A |
苦味や金属味または塩味がする、味を感じにくい、食事がおいしくなくなった、などの味覚に関する障害がおこることがあります。 大多数は、投与開始後9日以内に発現、軽度又は中等度であり、投与中又は投与中止により改善しました。 (2024年10月20日時点) |
※医薬品情報は掲載日時点の情報となります
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