Q

ルナベル配合錠LDとULDの使い分けは?

A

それぞれのメリット・デメリットを考慮して薬剤を使い分けます。

従来型のLD服用による血栓症や頭痛、悪心・嘔吐等のエストロゲン依存性の副作用を減らすため、エストロゲン含有量の少ないULDが開発されました。しかし、エストロゲンは子宮内膜の保持に寄与しているため、減量によりULDでは不正性器出血の発現率が上昇します。従って、使い分けの例として、

 ・頭痛、悪心・嘔吐等の副作用が辛い患者さまや血栓症のリスクが高い患者さま(プレ更年期)にはULD
 ・不正出血が気になる患者さまにはLD

といった使い分け方ができます。

更新日:2020/12/9

掲載日: 2016/03/28
※医薬品情報は掲載日時点の情報となります

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