Q

クラリスDSとムコダインDSの服用で苦みが軽減される服用順序は?

A

ムコダインDS服用後に一度うがいをし、その後クラリスロマイシンDSを服用するのが最も適しているようです。

クラリスロマイシンの原薬の苦味はキニーネに匹敵するほど強いと言われており、それをマスキングするため、塩基性物質のコーティングを施したり、口腔内pH6.8程度では原薬が溶け出さないような工夫がされた製剤が上市されています。
クラリスロマイシンDSとムコダインDS(ムコダイン細粒もそうですが)の併用で苦味がでるのは、カルボシステイン製剤が酸性であるため、前述のような製剤的工夫が施されていても酸性条件下で製剤加工が壊れ、原薬が溶け出してしまうためです。

更新日:2020/4/9

掲載日: 2015/11/27
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