傷あとなどに用いるアットノンEX、正しい使い方は次のうちどれ?

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傷あとなどに用いるアットノンEX、正しい使い方は次のうちどれ?

    アットノンEXは、きず・やけどのあとの皮ふのしこり・つっぱり(顔面を除く)などに効能効果があり、ヘパリン類似物質、アラントイン、グリチルリチン酸ニカリウムが含まれています。1日1~数回、適量を患部にすりこむか、又はガーゼなどにのばして貼って使用します

    また傷が治りきっていない状態で使用すると傷口から再び出血するおそれがあるため、必ず治りきってから使用するよう指導しましょう。

    さらに出血性血液疾患(血友病、血小板減少症、紫斑病等)の人やわずかな出血でも重大な結果をきたすことが予想される人(血液凝固抑制作用を有し出血を助長するおそれがある)は、「してはいけないこと(禁忌)」のため使用できません

    服薬指導POINT

    外出時など傷あとがとくに気になる場合は、肌色のクリームで傷あとを隠しながら使用できるアットノンt(コンシーラータイプ)も販売されています。


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    鈴木 伸悟(すずき・しんご)さん
    有限会社ウインファーマ セルフメディケーション推進室室長。過去に勤めていた大手ドラッグストアでは特定のOTC医薬品販売で全国首位を獲得した経歴を持ち、自身でもSNSを通して薬剤師・登録販売者向けにOTC医薬品の役立つ情報発信を行う。日経DIプレミアムではコラムの連載を持つなど多方面に活躍している。
    掲載日: 2021/11/12
    ※医薬品情報は掲載日時点の情報となります

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