薬用養命酒を服用したあと、乗物または機械類の運転操作はできる?

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薬用養命酒を服用したあと、乗物または機械類の運転操作はできる?

    薬用養命酒は、生薬を配合した滋養強壮の薬酒で第2類医薬品です。服用していくと、疲労を和らげる、胃腸の働きを整える、冷え症を改善するといった効果をあらわし、体を健康な状態へと導くのが特徴です。

    ただし、製品に14%のアルコールが含まれる薬酒なので20歳未満は服用不可で、服用後の乗物または機械類の運転操作も不可となります

    ほかの薬との併用にも注意が必要で、とくに睡眠剤や安定剤など中枢に作用する薬を服用している方や、妊娠中の方、授乳中の方への販売には慎重になるべきでしょう。当然ながらアルコールに過敏な人も注意が必要です。

    服薬指導POINT

    薬用養命酒は、1日3回、食前または就寝前に服用するよう指導します。


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    鈴木 伸悟(すずき・しんご)さん
    有限会社ウインファーマ セルフメディケーション推進室室長。過去に勤めていた大手ドラッグストアでは特定のOTC医薬品販売で全国首位を獲得した経歴を持ち、自身でもSNSを通して薬剤師・登録販売者向けにOTC医薬品の役立つ情報発信を行う。日経DIプレミアムではコラムの連載を持つなど多方面に活躍している。
    掲載日: 2021/11/19
    ※医薬品情報は掲載日時点の情報となります

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