アレルギー専用鼻炎薬のアレグラFXジュニア、使用できる年齢の範囲として正しいものは?

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アレルギー専用鼻炎薬のアレグラFXジュニア、使用できる年齢の範囲として正しいものは?

    第2類医薬品であるアレグラFXジュニアは、第2世代抗ヒスタミン成分のフェキソフェナジン塩酸塩を1錠あたり30mg配合した小中学生用(7~14才用)のアレルギー専用鼻炎薬です。7歳から11歳には1回1錠を1日2回朝夕に、12歳から14歳には1回2錠を1日2回朝夕に服用します(15才以上の場合には、成人用/15才以上のアレグラFXなどを選択します)。

    第2世代抗ヒスタミン成分を配合したOTC医薬品のほとんどが年齢15歳以上で使用できるため、小中学生のアレルギー性鼻炎の相談には、有力な選択肢となるでしょう。

    またアレグラFXジュニアはアレルギー専用鼻炎薬として承認されています。医療用医薬品アレグラ錠30mgにあるじんましんや皮ふ疾患(湿疹・皮ふ炎、皮ふそう痒症、アトピー性皮ふ炎)に伴うそう痒の適応はありませんので、注意しましょう。

    服薬指導POINT

    花粉などの季節性のアレルギー性鼻炎症状に使用する場合は、花粉飛散予測日から、または症状が出始めたら早めに服用を始めると効果的であると指導します。

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    鈴木 伸悟(すずき・しんご)さん
    有限会社ウインファーマ セルフメディケーション推進室室長。過去に勤めていた大手ドラッグストアでは特定のOTC医薬品販売で全国首位を獲得した経歴を持ち、自身でもSNSを通して薬剤師・登録販売者向けにOTC医薬品の役立つ情報発信を行う。日経DIプレミアムではコラムの連載を持つなど多方面に活躍している。
    掲載日: 2022/11/25
    ※医薬品情報は掲載日時点の情報となります

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